『映画秘宝 2010年01月号』
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: 雑誌
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ということで、もう2010年の1月号になってしまった『映画秘宝』の「男のための市川雷蔵入門」という特集で、市川雷蔵と市川崑の関係について「崑と雷蔵、W市川の映像美学」というのを書かせていただいています。同じ姓を持っていたのは偶然かと思いきや実は遠縁だったという衝撃の真実のレポートです(嘘)。
ちなみに東京は12月12日より角川シネマ新宿で、大阪は12月19日より梅田ガーデンシネマで、「大雷蔵祭」が始まります。詳細は→ http://www.dairaizosai.jp/index.php
それから、遂に『映画秘宝』に登場したキム・ギヨン監督の小特集で『死んでもいい経験』のレビューを書かせてもらっています。いつか『映画秘宝』にキム・ギヨンを!と願っていた者としては嬉しい限りですが、高橋洋さんによる先日東京国際映画祭で上映された全篇名古屋を舞台にした傑作『玄海灘は知っている』も交えたキム・ギヨン論と、松江哲明監督の『下女』『高麗葬』のレビューが素晴らしいので是非読んでみてください。『下女』『高麗葬』『死んでもいい経験』は、「韓流シネマフェスティバル2009」の一環でシネマート六本木で上映されるので、未見の方はこの機会にぜひ目撃してもらえれば。→http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/topics/20091104_4538.html
ちなみに韓国ではキム・ギヨン監督の再評価が盛んで今や国民的映画監督として山田洋次みたいな扱いらしく、『下女』の首絞めパラパラ漫画や、
同じく『下女』の例の色んなことが起こる階段の周りのミニチュアまであって、ちゃんと家族がばたばた死んでいる様も再現しているという嫌がらせのようなミニチュアが売られているのが凄い。これ欲しくてたまらないんですが。
日本でも『丑三つの村』ミニチュアとか作って都井睦雄の家の中とか再現したらどうだろうか。ばあちゃんの首だけ玄関口に転がっていたりとか。