『nobody issue33』
- 出版社/メーカー: nobody編集部
- 発売日: 2010/03/31
- メディア: 単行本
- クリック: 7回
- この商品を含むブログを見る
映画雑誌たちの風景というものを眺めた時に、昨年のリニューアルあたりから急速に存在感を示し始めたのではないかと思っている。それまでの号でも幾つも読み応えのあるテキストはあったとは言え、“映画雑誌”として、キネ旬があって秘宝があって映芸があってという風景の中に入ってきた感じがする。青山真治×樋口泰人『アバター』対談や、廣瀬純のトークイベント文字おこし、エリック・ロメールを五所純子に書かせるあたりは、『nobody』ならでは。
* エリック・ロメール、不純な映画のために
[インタヴュー]「緑の教室」エリック・ロメール
[論考]ロメールと死にまつわる7章 濱口竜介、野生の映画/映画の野生 海老根剛、必要なものと本当らしいもの 茂木恵介、肉体の定着する場所 五所純子、夢を見る人 黒岩幹子、アパルトマンの窓の外側に広がる世界では 梅本洋一
「エリック・ロメール、あるいはシナリオの問題」ジャン=マルク・ラランヌ講演 ほか*Several encounters of Gentleman Jim
[インタヴュー]ジム・ジャームッシュ(聞き手:フィリップ・アズーリ)*AVATAR the other me
[対談]乗れ、接続せよ、そしてサーフせよ。―青山真治×樋口泰人 on 『アバター』ほか*廣瀬純とのふたつの対話
*[新連載]小さな音楽VOLUME 00|圷尚(SMALL MUSIC)『N.Y.旅行篇』
*社会派見学第4回 『株式会社東京光音』
[インタヴュー]アントニー・ヘガティnbsp;/ 溝端俊夫 / 矢崎仁司&池脇千鶴 / ヤン・イクチュン / 東京ピストル / ベン・リバース
寄稿:梅本洋一 海老根剛 木村有理子 五所純子 濱口竜介 廣瀬純 茂木恵介 綿引尚 フィリップ・アズーリ ジャン=マルク・ラランヌ