雑誌

1)「広告批評 7月号」 

 映画関連の特集時には買うようにしているが、「映画 2004 夏」と題して「誰も知らない」茶の味」他特集。やはり「広告批評」が特集するのだからCM監督の作品を取り上げるのが絶対的に正しい。

2)「キネマ旬報 7月下旬号」 

 山根貞男が「下妻物語」と「CASSHERN」「キューティーハニー」を比較して、「下妻物語」を称賛し、後者二本を非難するという、誠に筋の通った正論を吐いていた。山根貞男ですら絶賛する「下妻物語」の魅力は凄まじい。
 次号は創刊85周年記念号前編。記念対談に双葉十三郎御大が、川本三郎と対談するが、75周年、65周年の際は淀川長治と双葉の対談だった。特別定価で千円。十年前の75周年の際は920円。通常号は現在と同じく820円。こんなことで小学生の頃から14年間キネ旬を買い続けていることを再認識。