山下敦弘の新作は「ブルハザウルス１７」になる模様。この作品は第1回日本映画エンジェル大賞受賞作で、「ほえる犬は噛まない」、蓮實氏絶賛の「子猫をお願い」で注目のペ・ドゥナが主演とか。山下敦弘もいよいよ商業監督として本格的に。熊切和嘉以上の監督…

1)「蓮實映画史 蓮實重彦とことん日本映画を語る ＶＯＬ.８ 」(青山ブックセンター本店カルチャーサロン)

1)「砂をつかんで立ち上がれ」中島らも (集英社文庫) ☆☆☆★★ 久々にらものコラムを読んだが、相変わらず楽しめる。 2)「日本の黒い霧(上)」松本清張 (文春文庫) ☆☆☆★★ 「下山事件」(森達也)を読んで下山事件に興味を持ち、タイミング良く文庫が別会社から再販…

1)「CGWORLD 6月号」 2)「映画芸術 2004年春号」 映芸を購読し始めて十年になる。荒井晴彦編集長時代になってからの号は、ほぼ揃った。 今号は韓国映画特集だが、ここ7年程は邦画専門誌に徹していただけに意外。最近売れ行き好調とのことで、後押しの意味で…

1)「花と爆弾 人生は五十一から」(小林信彦) 文藝春秋 ☆☆☆☆ 「週刊文春」連載の2003年分をまとめたもの。相変わらずの至福のひと時を過ごせる名コラム48篇。 70年代80年代の、自らが主体となり映画を観、TVを語っていた頃のコラムが極上だとは思うが、動かな…

1)「A.I」 2)「エクソシスト プレミアム・ツインパック」 3)「トータル・フィアーズ」 4)「ロスト・ソウルズ」 5)「ブラッドシンプル/ザ・スリラー」 6)「パンダコパンダ＆パンダコパンダ 雨ふりサーカス」 中野ブロードウェーでのDVDセールで、安さに任せて…

1)「アイデン＆ティティ」(吉祥寺バウスシアター) ☆☆★★ 2003年 日本 カラー 東北新社/アーティストフィルム/ビッグショット ビスタ 118分 監督/田口トモロヲ 出演/峯田和伸 麻生久美子 中村獅童 みうらじゅんが原作で脚本が宮藤官九郎、監督が初監督作品とは…

1)「黒い雪」(VIDEO) ★ 1965年 日本 第三プロダクション シネマスコープ 監督/武智鉄二 出演/紅千登世 花ノ本寿 美川陽一郎 戦後、官憲の弾圧を直接受けた映画は幾つもあるが、その代表例として挙げられ、後の日活ロマンポルノ裁判、「愛のコリーダ」裁判に…

1)「遊郭の少年」辻中剛 (パロス舎) 2)「世界の映画作家12 アルフレッド・ヒッチコック」 (キネマ旬報社) 3)「女たちよ！」伊丹十三 (文春文庫) 4)「自分たちよ！」伊丹十三 (文春文庫) 東京古書会館に寄ったついでに神保町を物色。今村昌平が映画化予定だっ…

1)「花と爆弾 人生は五十一から」小林信彦 (文藝春秋) 「週刊文春」連載コラム2003年編。毎回文庫化まで待っていたが、流石に最近は3年も待ちきれず購入。来月は「出会いがしらのハッピー・デイズ」が文庫化。

1)「ビデオａ 5月号」

岡本喜八の新作は時代劇らしいという既報通り、山田風太郎の「幻燈辻馬車」の映画化の模様。「助太刀屋助六」が最後かもという岡本みね子プロデューサーの言葉を寂しく思っていただけに嬉しい。鈴木清順の新作もあり、「新宿桜幻想」が再び頓挫してしまった…

1)「BS Fan 6月号」

1)「キル・ビル Vol.2 ザ・ラブ・ストーリー」〔KILL BILL Vol.2〕 (Ｔジョイ大泉) ☆☆☆☆ 2004年 アメリカ カラー シネマスコープ Miramax 138分 監督/クエンティン・タランティーノ 出演/ユマ・サーマン デヴィッド・キャラダイン ダリル・ハンナ 規則的に映…

1)「ドクトル・ジバゴ 特別版」 2)「映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版」 在庫あるうちに購入。廉価版は買い始めたらキリがないが、期を逃すと廃盤になったまま入手が難しくなることも。権利が浮いてしまい再発売未定の「レベッカ」はいつ買えるのか。

角川春樹が4/8に出所して翌日より角川春樹事務所業務に復帰した模様。映画プロデューサーとしての才は評価すべき部分も多々あるので、是非映画製作に復帰して欲しい。希望は大映合併後の角川映画に乗り込んで指揮を取って欲しいところだが、無理なハナシか。…

1)「定年なし、うつ手なし」小林信彦 ☆☆☆★★★ 第一部は定年について、第二部は読書、笑いについて。第三部は東京、その他のエッセイ。 小林信彦のファンとしては、「週間文春」のコラムと「中日新聞」のコラムは追いかけられるが不定期に各誌に書かれたものは…

1)「映画秘宝 5月号」 今号はさほど特筆すべきものなし。 2)「砂をつかんで立ち上がれ」中島らも 久々に、らものエッセイが読みたくなって購入。 3)「定年なし、うつ手なし」小林信彦 小林信彦のエッセイは単行本であっても刊行と同時に購入。 4)「だめだこ…

1)「Seventh Anniversary」 (DVD) ☆☆★★ 2003年 日本 カラー ビスタ アミューズ／スープレックス 76分 監督/行定勲 出演/小山田サユリ 柏原収史 津田寛治 多作の行定勲の作品は、劇場初公開作の「ひまわり」から「贅沢な骨」「ＧＯ」「ＪＵＳＴＩＣＥ 」まで…

チェブラーシカ裁判、吉田久美子は今夏の上映を最後にチェブラーシカから身を引くらしい。シネマワイズから応援していただけに残念だが、このヒトにはまた魅力的な映画館も作ってもらいたいような。

1)キネマ旬報 5月上旬特別号山中貞雄特集が出色。市川崑、黒木和雄、和田誠らのインタビュー有り。この雑誌は「CASSHERN」を持ち上げれば新しいなどど勘違いしないで、所詮公開本数が多すぎてフォローしきれない上に重要作をスルーしてしまうミスを多発させ…

1)キューバの恋人 (フィルムセンター) ☆☆☆ 1969年 日本・キューバ モノクロ スタンダード 黒木プロ＝キューバ国立映画芸術協会 101分 監督/黒木和雄 出演/津川雅彦 グロリア・リー ジュリー・プランセンシア フィルムセンターのエレベーターで黒木和雄監督と…

1)「ディレクターズカットＪＦＫコレクターズエディション」 2)「8時だョ！全員集合」 「ＪＦＫ」は別集版が1500円売りされているが、2枚組版品薄になったので慌てて購入。 予約放置の全員集合ＢＯＸ、ようやく引き取り。ざっと見るが画質は悪くない。内容が…

1)ドッグヴィル〔DOGVILLE〕 (シネマライズ) ☆☆☆☆★ 2003年 デンマーク カラー シネマスコープ 177分 監督/ラース・フォン・トリアー 出演/ニコール・キッドマン ポール・ベタニー クロエ・セヴィニー これは10年に一本の傑作と言って良い。本年度ベスト1は間…

1)田中秀幸 フレイムグラフィックス アーカイブス (CANON S TOWER) 田中秀幸作品展が行われているというので行ってみたが、所詮無料だけに小規模のスペースで僅かの展示と、映像アーカイブが視聴できるようになっているだけだった。それは良いとしても、映像…

1)ＱＲＡＮＫ VOL.6 創刊号から買っているが、全くの惰性。内容空疎。季刊なので、さほど腹立てずに買っているが、そろそろ止めるべきかと。

「ＹＥＳオノ・ヨーコ展」(東京都現代美術館)4/17〜6/27 「東宝特撮映画とゴジラの半世紀展」(大丸東京店)4/29〜5/5

近所の古本屋にて「世界の映画作家19 チャールズ・チャップリン」(キネマ旬報社)購入。500円也。このシリーズ、未だ欲しいものが多いが古本屋でしか入手できない上に神保町などで探すと、割合高値になっている。少し外れた場所の古本屋が安価で置いてあるこ…

鈴木清順が「ピストルオペラ」以来となる新作「オペレッタ狸御殿」発表。チャン・ツィイーとオダギリジョーが主演。大正浪漫三部作で、その世界観が完結したのかと思いきや、「夢ニ」以降の「結婚 陣内・原田御両家篇」「ピストルオペラ」と暴走の度合いは激…

市川崑自宅兼事務所に強盗。200万円盗まれる。金田一さん事件ですよ。 ジブリがいっぱいCOLLECTION「大塚康生の動かす喜び」7/23発売。「作画汗まみれ」の映像版的趣か。映像使用には強気に出れるジブリなので、かなりの旧作が引用されるのではないかと。ち…