2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

11月の映画放送

・BS2 噂の吉田喜重作品放送は、月末に掛かっているので翌月にも続く可能性があるが、とりあえず11月放送分は「 告白的女優論」「戒厳令」「人間の約束」「嵐が丘」「秋津温泉」「鏡の女たち」「ろくでなし」。ビデオ入手可の作品ばかりだが、所有ビデオ…

映画 吉田喜重 変貌の倫理「樹氷のよろめき」

1)「樹氷のよろめき」 (ポレポレ東中野) ☆☆☆★ 1968年 日本 現代映画社 モノクロ シネマスコープ 98分 監督/吉田喜重 出演/岡田茉莉子 木村功 蜷川幸雄 赤座美代子 松竹との提携4部作最終作に当るが、それだけにややくたびれた感がある。勿論吉田喜重としか…

映画をめぐる雑記 「微妙な延長とファントマ」

今更そんなことに驚いていてはつき合いきれない相手だとわかっているとは言え、その相手が「ファントマ対ジューヴ警部」を手に提げていると来れば、その送出元のこれまでのあんまりな所業を一時忘れて、自分の手元に来るのを穏やかに待ちたいと思っていたの…

LD 「パーフェクト・ワールド」

1)「パーフェクト・ワールド」 同じく新宿ディスクユニオンで100円購入。公開時に見逃したままになっていたので、イーストウッド作品だけに購入。

古本 「映画は語る」

1)「映画は語る」淀川長治/山田宏一(中央公論新社) 新宿ディスクユニオンの映画ソフトフロアは、何故か映画古本が棚を侵蝕し始めていて、行く度に古本が増えている。最近のモノが多いが、買おうと思っていたものが揃っている。「映画は語る」はハスミン抜き…

古本 「シネマの煽動装置」「映画巡礼」

1)「シネマの煽動装置」 蓮實重彦 (話の特集) 2)「映画巡礼」蓮實重彦 (マガジンハウス) 吉田喜重待ちの間に東中野の古本屋で購入。この2冊も少し前迄普通に書店にあり散々立ち読みしたものだが、いざ買おうという気になると品切れ。仕方なく古本で購入。そ…

映画 吉田喜重 変貌の倫理「情炎」「女のみづうみ」

1)「情炎」 (ポレポレ東中野) ☆☆☆★ 1967年 日本 現代映画社 モノクロ シネマスコープ 97分 監督/吉田喜重 出演/岡田茉莉子 木村功 高橋悦史 しめぎしがこ やや対応に困る作品で、観念性が突出してしまい、一度観ただけで、この作品の真価が理解できたとは…

映画 「血は渇いている」

1)吉田喜重 変貌の倫理「血は渇いている」 (ポレポレ東中野) ☆☆☆★★★ 1960年 日本 松竹 モノクロ シネマスコープ 87分 監督/吉田喜重 出演/佐田啓二 三上真一郎 芳村真理 岩崎加根子 噂には聞いていたが、これは再評価が望まれる初期吉田喜重の秀作であり、…

映画 「ロスト・イン・トランスレーション」「21グラム」「甘い夜の果て」

1)「ロスト・イン・トランスレーション」[Lost in Translation] (新文芸坐)☆☆☆★★★ 2003年 アメリカ カラー ビスタ 102分 監督/ソフィア・コッポラ 出演/ビル・マーレイ スカーレット・ヨハンソン ジョバンニ・リビシ アンナ・ファリス コッポラの特権的な…

映画 「華氏911」

1)「華氏911」[FAHRENHEIT 9/11] (新宿ジョイシネマ)☆☆☆★★★ 2004年 アメリカ カラー ビスタ 112分 監督/マイケル・ムーア 出演/ジョージ・W・ブッシュ マイケル・ムーア 兎に角、この手の作品がどんな理由にせよ大ヒットしているのは嬉しい。殊に、近…

DVD 「東京ゴッドファーザーズ」

1)「東京ゴッドファーザーズ」 アソビットシティのワゴンセールで定価の60%OFFで購入。昨年観て、アニメ史に残る傑作と感嘆した。購入するつもりだったので即買い。

雑誌 「映画秘宝 10月号」

1)「映画秘宝 10月号」 購入。青山真治の新作に中原昌也が浅野忠信の兄役で出演の由。

書籍 「映画覚書 Vol.1」

1)「映画覚書 Vol.1」阿部和重(文藝春秋)☆☆☆★★ 読了。文体がモロ、ハスミなのだが、これはもう本文中に度々ハスミ本からの引用を明かしているし、講義内容がハスミをなぞっていると指摘されてもその通りと言ってしまうヒトだから、問題にはならない。ハスミ…

映画 「ボウリング・フォー・コロンバイン」

1)「ボウリング・フォー・コロンバイン」[Bowling for Columbine] (DVD) ☆☆☆★★★ 2002年 カナダ カラー ビスタ 監督/マイケル・ムーア 出演/マイケル・ムーア チャールトン・ヘストン マリリン・マンソン マット・ストーン

メモ 「蓮實重彦とことん日本映画を語るVOL.9」

「蓮實重彦とことん日本映画を語るVOL.9」 ABC本店 10/13(水)18:30開場 19:00〜21:00 (9/22(水)13:00〜受付開始 )

イベント 『愛と残酷のアダルトビデオ上映会とライブ』

「ハマジム×ハプニング presents『愛と残酷のアダルトビデオ上映会とライブ』」(UPLINK FACTORY) 以前記したカンパニー松尾の新レーベル・ハマジムがオールナイトイベントを行うので、アルトマンの新作を観終わるとUPLINKへ向かう。 冒頭からゴールドマンが…

映画 「バレエ・カンパニー」

1)「バレエ・カンパニー」[The Company] (Bunkamuraル・シネマ) ☆☆☆★★ 2003年 アメリカ/ドイツ カラー シネマスコープ 112分 監督/ロバート・アルトマン 出演/ネーヴ・キャンベル マルコム・マクダウェル ジェームズ・フランコ バーバラ・ロバートソン ロ…

覚書 観る映画

「ジェリー」「バレエ・カンパニー」「お父さんのバックドロップ」「CODE46」「トッポ・ジージョのボタン戦争(日本語版)」「珈琲時光」「アトミック・カフェ」「なぜ彼女は愛しすぎたのか」「IZO」「華氏911」「父、帰る」「「完全なる飼育・赤い殺意」「誰…

雑誌 「キネマ旬報 10月上旬号」「DVDぴあ 10月号」

1)「キネマ旬報 10月上旬号」 キネマ旬報社 2)「DVDぴあ 10月号」ぴあ株式会社

映画 「SEX配達人 おんな届けます」

1)「SEX配達人 おんな届けます」 [ビデオ題]『弁当屋の人妻〜もう一品、私はいかがですか?〜』 [WOWOW放送題]『マル秘配達人 おんな届けます』 [アテネフランセ上映題]『宙ぶらりん』 (VIDEO) ☆☆☆★★ 2003年 日本 国映 カラー シネスコ 64分 監督/…

映画の噂 伊丹十三監督全作品DVD化

ようやくというか、今にいたる迄、伊丹作品がDVD化されていなかったことが驚きなのだが、まあ、これは独立プロである伊丹プロが主役の突然の退場によって現在は活動していないことが大きかったのだろうが、発売がGENEONであることも驚いた。東宝で…

映画 吉田喜重 変貌の倫理「鏡の女たち」

1)「鏡の女たち」 (ポレポレ東中野) ☆☆☆☆ 2003年 日本 グルーヴコーポレーション・現代映画社・ルートピクチャーズ・グルーヴキネマ東京 カラー ビスタ 129分 監督/吉田喜重 出演/岡田茉莉子 田中好子 一色紗英 室田日出男 見逃していた吉田喜重の最新作だ…

映画の噂 トワーニ解散

「キュティー・ハニー」の不振がトドメを射したと言われているが、それ以前から「天使の牙」にしても原田眞人・佐藤浩市で進めていてトラブったからと、投げやりすぎる監督・キャストで映画化したりと、プロデューサー不在なのではと思わせる。唯一の収穫は…

TV ウルトラQ〜darkfantasy 第24話「ヒトガタ」

1)「ウルトラQ〜darkfantasy 第24話『ヒトガタ』」 (テレビ東京)☆☆☆★ 2004年 日本 円谷プロ カラー 監督/実相寺昭雄 出演/堀内正美 寺田農 「ウルトラQ〜darkfantasy」も一応録画はしているが、最近でも山田正弘(先述の吉田喜重の脚本家)がオリジナル版で…

DVD 380円DVD

1)「復讐の谷」 2)「戦場よさらば」 3)「カンサス騎兵隊」 ピーディー・クラシックがJR東日本系列のキヨスクで販売している380円DVDを試しに購入。書店では「踊る大紐育」や「シャレード」を売っていたりもするが、画質は悪いらしく、名作をそんな画質で買…

雑記 「本陣殺人事件」ポスター

中野ブロードウェイで「本陣殺人事件」のポスターを発見。状態も良かった。基本的に映画ポスターに過度な料金を払う気はなく、中学の頃からせいぜい「風と共に去りぬ」や「欲望」、ゴダールの一連の作品をその時々に貼っていたぐらいだが、例外的に金田一耕…

古本 「大霊界 丹波哲郎の世界」

1)「大霊界 丹波哲郎の世界」(学研) 東中野の古本屋で投売りされているのを発見。大霊界関連は「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」公開時に様々なムック本が出ていたのだが、公開時は未だ小学校中学年だったこともあり、原作小説(丹波が書いたことになっ…

映画 吉田喜重 変貌の倫理「炎と女」

1)「炎と女」 (ポレポレ東中野) ☆☆☆★★ 1967年 日本 現代映画社 カラー シネスコ 監督/吉田喜重 出演/岡田茉莉子 木村功 小川真由美 日下武史 「吉田喜重 変貌の倫理」が始まり、これまで観る事が叶わなかった作品が全て上映される。これは何としても通わね…

映画 「スウィングガールズ」

1)「スウィングガールズ」 (ユナイテッド・シネマとしまえん) ☆☆☆★★ 2004年 日本 カラー ビスタ 105分 監督/矢口史靖 出演/上野樹里 貫地谷しほり 豊島由佳梨 平岡祐太 矢口史靖の熱心なファンというわけではないが、「裸足のピクニック」以来、「ひみつの…

雑誌 「Invitation 10月号」

1)「Invitation 10月号」 ぴあ