2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 「地球で最後のふたり 」

1)「地球で最後のふたり 」 〔LAST LIFE IN THE UNIVERSE〕 (シネアミューズ) ☆☆★ 2003年 タイ・日・オランダ・仏・シンガポール カラー ビスタ 107分 監督/ペンエーグ・ラッタナルアーン 出演/浅野忠信 シニター・ブンヤサック ライラ・プンヤサック 松重…

書籍 「映画狂人、小津の余白に」

1)「映画狂人、小津の余白に」蓮實重彦(河出書房新社) ☆☆☆☆ 読了。小津と80年代日本映画への言及。「蒲田行進曲」が大好きな自分としては、『収縮する顔』やら反蒲田的と言われようが好きなので辛いところであるが。

映画 「トッポ・ジージョのボタン戦争」

1)「トッポ・ジージョのボタン戦争 35mm字幕版」 (ユーロスペース) ☆☆☆☆ 1967年 日本=イタリア カラー シネスコ 92分 監督/市川崑 声の出演/ 時間の都合で35mm日本語字幕版を先行して観る形になってしまったが、あまりの素晴らしさに驚いた。我が敬愛す…

CD 「群青日和」 東京事変 

1)「群青日和」 東京事変 東芝EMI ☆☆☆★★★ DVD『Electric Mole』にも収録されていた「雙六エクスタシー」でのバンド東京事変が、椎名林檎の今後の主活動の場として正式に発表されても、なし崩し的な移行だったせいもあり、どうでも良かった。椎名林檎は所謂思…

明石家さんま彦八まつりに参加

上方落語協会も、サニー会長、鶴瓶副会長の布陣になってから、とにかく活性化、知名度を最大限に使って上方落語に新規の観客を呼び込もうとする姿勢が感じられる。彦八まつりも、3年ほど前まで行ってた時は文枝師匠が綿菓子を作ってくれたリするコジンマリし…

LD

1)「ハート・オブ・ダークネス」 権利問題でDVDが出ていないので安価で購入できて幸い。まあ、権利で揉めてるとか言いつつ直ぐ出てしまうのだろうが。

DVD

1)「ドッグヴィル コンプリートBOX」 2)「未知との遭遇 ― デラックス・コレクターズ・エディション」 本年度ベストワン候補の「ドッグヴィル」。「ドッグヴィルの告白」は未見なのでBOXで購入。 「未知との遭遇」のDVDは97年に再編集された、劇場版、…

雑誌

1)「キネマ旬報 9月下旬号」 キネマ旬報社 「男たちの大和」は、実は東映主導の作品で、角川春樹は企画として乗ったにすぎないらしい。ようは「蒲田行進曲」や「魔界転生」と同様の、純角川映画とは異なる作品ということか。クレジットは『企画 角川春樹』だ…

書籍

1)「映画への不実なる誘い―国籍・演出・歴史」蓮實重彦(NTT出版)☆☆☆★★★ 「蓮實重彦とことん日本映画を語る」同様の語り口で、せんだいメディアテークの講演をまとめたもの。薄い本なので、購入と同時に読了。映画狂人シリーズよりも高いくせに量は少ないのが…

事実誤認だって立派なマザーズ・オブ・インヴェンション

8/30〜9/5 (しばらく日付を失する。たんに書き留めておこうということだけを書いておく。青山真治についての、ただただとりとめのないものである。) 現在ほとんど自明である、「名前のない日記 Vol.28 2004 August」での青山真治の主張。 参照: 7/30の「…