映画をめぐる雑記 「アテネマラトン」

 本日アテネフランセで、塩田明彦の「優しい娘」が上映されるので、前々から楽しみにしていたが、自分の予定がズレてアテネに着いたのが19時過ぎ。しかし「害虫」との2本立てなので、先に「害虫」が上映されていれば、という願いも空しく既に「優しい娘」の上映が始まっていた。
 仕方なく引き返すが、そのまま帰るのも癪なので、御茶ノ水ディスクユニオン経由で神保町に下り、neoneo坐へ行こうかとも思うが、アテネ塩田明彦の「優しい娘」な気分が続いて、幾つか未だ開いていた古書店で「季刊リュミエール」を2冊買って帰る。それにしても「優しい娘」観たかった。「ファララ」も。映芸で高橋洋塩田明彦は未だ「ファララ」を越える傑作が撮れていないと書いていたのを思い出す。