古本 「あんにょんキムチ」

1)「あんにょんキムチ」松江哲明   (汐文社) 

あんにょんキムチ
 友人知人に何人か親が出版関係だったり自身がそっち方面だったりで、そういったルートから手元に溜まった本を処分する際に映画関係の本をくれるということが、たまにある。
 で、今回貰ったのがコレ。読んでないの?と言われたが、ノベライズは嫌いなので、ハナから無視していた。公開時にOMSの受付横に置いてあったような気がするが手にも取らなかったのではなかったか。しかし、その後ビデオ化もされていない作品なので、買っておけば良かったな、と思ってはいた。まあ、ノベライズは嫌いと言っても、ドキュメンタリーなら「ゆきゆきて、神軍」とか「全身小説家」「A」「A2」とか撮影日誌的なものは気にせず買っているのだから、恐らくそういったモノではないと判断したのだろう。
 で、本書を貰って、フト、表紙をめくると、ドーンと視界に入ってきた。サイン入りだった。
 そういえば、都内の古本屋で買うと謹呈ものとかあって、サインと共に淀川長治様、田山力哉様とか書いてあって出所バレバレなものがあり、驚くことがあった。