ブログの煽動装置2 新潟JAM2号館で「IDENTITY」を観なさいとワタシが煽動する

 
 別に先日のマキノアッピールに味をしめたわけでも何でもなく、本来自分の記録のためにしか書いていないブログであんなん出すのは嫌なのだが、他ならぬマキノの為ならと(御大から直でメールを送られてビビッたこともあり)貼っておいたら、僅かながらも見ていただいてリンク先に飛んでいただいたり実際に劇場に向かわれた方も居たようで良かったと思うが、先日のアッピール文は自由に使って良いようなので、では早速勝手に改変させていただく(改変までして良かったかどうかは知らない)。
 と言うのも、松江哲明監督の傑作「あんにょんキムチ」と「IDENTITY」の二本が新潟の学生有志の手により上映されるそうで、ところが前売りの伸びが悪いようなので、誰に頼まれたわけでもないが、面白い映画に客が入らないのは生理的に我慢ができないので、ここでも勝手に告知しておく。新潟なので限られたヒトしか行けないだろうが、一人ぐらい近場のヒトが何かの拍子で当ブログを目にする可能性が無きにしもあらずだろうということで書いておく。
 蓮實重彦文体が使われることには松江監督は絶対嫌がる筈だが、映画好き系には自分如きが長々といかに「IDENTITY」が素晴らしいかを語るより、あ、また、アッピール文?と思わせた方が良いだろうという軽薄さによるものだ。何せコトは明日なので急ぐ必要がある。
 それにしても「フープ・ドリームス」と「スティーヴィー」の連続上映が画期的だったように「あんにょんキムチ」と「IDENTITY」の連続上映は、自分の知る限りなかったのではないか。東京でも未だ実現していないこの画期的上映が新潟で行われ、観客は共に在日というテーマを持ちながら同じ作者による全く表現方法が異なる秀作を連続して目撃することができる特権性を持つ。二作に共通して言えることはエンターテインメントであり、そしてキムチを嫌がる作者の姿である。
 
 上映詳細は「IDENTITY」上映会実行委員会のブログへ→http://spaces.msn.com/identityinniigata/

 上映は、3月4日(土) 会場は新潟 JAM2号館 とのこと。(↑のブログでは会場告知がわかりにくい)

          あの松江哲明監督の傑作
    あんにょんキムチ』『IDENTITY 
         (1999-2004)
    
        全二本が、いま新潟で見られる
  しかも、松江哲明監督トークも含めて!!
     となれば、とるものもとりあえず
新潟JAM2号館http://www.nsg.gr.jp/jam/)に
      駆けつけねばならぬ!!!
       全部は無理という方は、せめて
  第部「IDENTITY」の相川ひろみ杏奈
   のお色気を堪能されたい!!!!!


以上勝手連的な緊急アッピールでした。お騒がせ、失礼:molmot