2006-04-12 読了 「にっちもさっちも ―人生は五十一から」 6)「にっちもさっちも ―人生は五十一から」小林信彦 (文春文庫) ☆☆☆★★★ 直ぐに読めてしまうのが惜しいくらい、例によって無類に楽しいエッセイ。ただし、インフレネタがしつこく続くので、小林信彦の心情は察するにしても、やはりエンターテインメントと引っ掛けてそっち方面にさりげに警鐘を鳴らすぐらいのテクを遣ってほしいな、と。それが出来る人だからこそ。