DVD 「チーム★アメリカ ワールドポリス」「パッション」「卒業」「渚のシンドバッド」

70)「チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション」(トレイ・パーカー) 
71)「パッション デジタルニューマスター版」(ジャン=リュック・ゴダール
72)「卒業 デジタルニューマスター版」(マイク・ニコルズ
73)「渚のシンドバッド」(橋口亮輔

チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] パッション デジタルニューマスター版 [DVD] 卒業 デジタルニューマスター版 [DVD] 渚のシンドバッド [DVD]  
 夫々HMVで。70)〜72)は20%OFF。しかし、HMVのセール、渋谷とか凄い量なので嬉しくなる反面、昨秋出た「DIRECTORS LABEL 4+1枚組スペシャル・パック」が半額になっているのには驚愕。未だ殆ど観てないのに。「スター・ウォーズ トリロジーBOX」も半額で、未だ買ってから開封すらしていない身としては、精神的に辛い場でもある。自分以外にも、クールな兄ちゃんや姉ちゃんが、「DIRECTORS LABEL 4+1枚組スペシャル・パック」が半額になっているのを見て取り乱している姿を見かけた。ま、購入に悩んでいた方には良いんじゃないですか。とりあえず発売直後に買うには止めようと改めて思うが、とても守れそうにない。
 70)廉価版待ちをしていたので、特典付きで1200円はかなり嬉しい。ゲロ吐きシーンが延々続き過ぎるのも良い。公開時に終映後、女性に何故こんなものを観に来たのか責められる男性を見かけたが、パク・チャヌクの作品とか、そうとは知らず来て連れの女性が引くというシチュエーションは良いなあ、と。どうも自身の経験としては、その手のモノが一向に平気なヒトか、或いは積極的過ぎるヒトとしか行く機会が無く、気不味い雰囲気になるというのには妙な憧れがある。
 71)廉価版ゴダールシリーズ。2000円ちょいで「パッション」の無修正版が。
 72)同じく2000円ちょいで購入。幼少時に母親からサイモン&ガーファンクルを聴かされ続けたので、「卒業」の認知度はかなり古い。
 73)渋谷のHMVで50%OFFだったので即購入。東宝だから例によって五千円もするので鬱陶しいな、と思っていたが、中古で3800円が相場なので、そこらで手を打とうかと思っていたので2500円で買えて幸い。
 中古ビデオでも持っているが、画質が悪いのでやはりDVDで。特典も満載で、特典の未使用シーンがテレシネせずに、スクリーンを撮影したもので、どうもオールラッシュ時に撮ったものを使いまわしているだけの模様。スクリーン直撮りなんて、今岡信治の「彗星まち」の特典収録8mmじゃあるまいし。
 これで橋口亮輔の劇映画はコンプリート。と言っても「二十才の微熱」「渚のシンドバッド」「ハッシュ!」しかないわけだが。 それにしても寡作な監督で、その分、質はとても高い作品ばかりだが、やはりもっと多く観たいと思ってしまう。次回作は今秋に撮影らしいので期待している。「松ヶ根乱射事件」や「送還日記」など、近年その活動が凄まじいシグロでやる模様。『時代設定が1993年から2001年までの物語』とのこと。そーいや、「ハッシュ!」の前に浜崎あゆみ主演で両親が同性愛者の娘のハナシをやろうとして、橋口が自ら止めたか何だかというようなことがあったような。「渚のシンドバッド」以降も浜崎とは文通していて、とか言ってたが、全盛期に映画復帰させれば良かったものをと思うが、逆に今頃になって起用した方が良いのかなという気もする。「渚のシンドバッド」撮影の上野彰吾も、CM撮影で浜崎と再会して旧交を温めた由。