新書 「ハリウッドで勝て! 」
3)「ハリウッドで勝て!」一瀬隆重 (新潮新書)
プロデューサーの書いた本は面白い。まあ、自慢半分みたいなもんだが、仙頭武則の「ムービーウォーズ」とか。
角川春樹や奥山和由は勿論、アルゴやNCPといった組織、プロデューサー達の聞き書きを読みたいと思う。
一瀬隆重は、日記で忌憚なく「日本沈没」をボロ糞に書いたりしているヒトだし、個人的には実相寺に乱歩を2本、市川崑に石坂浩二で金田一をやらせるのを可としたヒト(「犬神家の一族」をリメイクすることには異議があるが)なので感謝している面もあり、Jホラーの大半の面白みが理解できない自分ではあるが、興味を持っている。インディーズからののし上り方も良いし。チラと中身を見たら、ただの自慢本にはなっていなさそうだったので購入。