雑誌 「映画芸術 417号」

86)「映画芸術 417号」 編集プロダクション映芸

映画芸術 2016年 11 月号 [雑誌]
 久々に荒井晴彦寺脇研が出まくりの映芸を読んで、高校の頃に『トカレフ』特集の映芸とかよく読み込んでたのを思い出す。今号はかなり充実していて、読み応えがある。共感したいんじゃない。意見が全く違うけど納得させられるものを読ませてくれるから良い。しかし、今年の日本映画の話題作への批判集中討議に出席している柄本佑が、ラストに放つ「最近観て良かった映画は?」の問いに、『風の中の牝鶏』と返す大技に笑う。一気に『季刊リュミエール』状態になるという。