書籍 『創るということ 新装増補版』

18)『創るということ 新装増補版』佐々木昭一郎  (宝島社)

創るということ 
 新装増補版で再版されると聞いて狂喜した、佐々木昭一郎の幻の書『創るということ』を購入できて喜ぶ。
 もっとも自分が佐々木昭一郎に触れたのは全く遅く、NHKアーカイヴスを経て、ちゃんと一通り観たのは、今年の日本映画専門チャンネルでのレトロスペクティヴ(今月全作再放送中なので、今からでも加入すれば今月から来月、再来月のリピートに間に合う)が初めてという有様なのだから、何も語れないが、一度でも観てしまうと、この本が猛烈に読みたくなってしまい、『ドラマ』誌での特集や、貰い物の古本の『ドラマ』に掲載された『四季』の脚本を読むぐらいしか作品を外観から捉える方法はなかっただけに、こうして新版で読むことが出来て嬉しい。