『ラウンダバウト (1」)『キナコタイフーン (1)』

)『ラウンダバウト 1』 (渡辺ペコ) 集英社
)『キナコタイフーン 1』 (渡辺ペコ) 太田出版

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)

キナコタイフーン 1 (1) (Fx COMICS)

キナコタイフーン 1 (1) (Fx COMICS)

 
 『東京膜』が印象的だった渡辺ペコの新刊が2冊出たので購入。
 『ラウンダバウト』は、女子中学生の日常描写が、まだ全部読んでないが良さげで期待。
 で、『キナコタイフーン』は、PFFもどきの自主映画審査でスカラシップを獲得して映画を撮ったオンナノコ監督がAV監督に転身するハナシという、渡辺ペコがそんな方向に、という内容だけに不安も抱きつつ読んだが、面白かった。はじめは、どうもピンク映画とAVを混同したような描写に流れるのではないかと思ったが、ドラマもののAVという形で納得できる。取材協力はSODクリエイトだというし、自主映画出身のAV監督の物語として読めば良い。原案があるとは言え、渡辺ペコのタッチでこういうハナシは今度が期待。たぶんそのうち映画化されますな。