『幸福』(☆☆☆☆)/『母子手帖』(☆★★)/『母、その愛』(☆☆)
シネヌーヴォ「映画監督市川崑 追悼特集」へ行き、『幸福』(☆☆☆☆)を観る。
先々月にも観たが再見。この五年でフィルムセンター、東京国際映画祭の関連上映でル・シネマで、新文芸坐、そして今回のシネヌーヴォと通算4回観ていることになるが、まだ飽きない。何度観ても傑作だと感嘆する。
久々に九条まで行ってシネヌーヴォで観たが、ここは変わらない。開館が1997年だから、正に19歳の自分に映画を教えてくれたのがこの劇場なので、来る度に懐かしい思いに駆られる。それにしても、今回の市川崑追悼特集、凄い入りだ。30分前に着いたのに、既に補助席になると言われる。結局、満席となり、立ち見が出て入りきらないので、入れない客もいる。どうも、これで4回目になる自分がパイプ椅子とはいえ座って観て、初見の年配の客に立たせているというのは、座り心地が悪い。私は映画館の席を譲って自分が立って観るということはしないので、そのまま観たが。
上映終了後、劇場の表に出てくると友人が車で待っていてくれたので、そのまま難波へ。日本橋で中古DVD『エレファント』を1700円で購入。
道楽で『楽日』『百年恋歌』『TAMPEN』の三本セットDVDを千円という破格の日本橋価格というか、道楽価格で購入。
ついでに中古ビデオで中島貞夫の『温泉こんにゃく芸者』を1500円、『現代やくざ 血桜三兄弟』を千円で購入。
梅田TSUTAYAで『天国の門』を980円で購入。
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PLANET STUDYO PLUS ONEへ「懐かしの家庭・性・教育映画特集」に行く。「Cプロ【女性の性と出産】」のみ観る。
西尾佳雄『母子手帖』(☆★★)と、酒井修『母、その愛』(☆☆)。
『母子手帖』は正に性教育映画。この時代の出産教育映画のノリを知っておくと、足立正生の『堕胎』のユーモアが明瞭に分かる。
『母、その愛』はしっかりドラマがあるのでまだ見応えはある。反抗期の少女の家庭内のちょっとしたことにもイラつく心情が細かく描かれていて、それなりに見応えがあった。主役の少女が色黒でしゃくれた顔でちっとも愛想良くないのが良い。