『spotted701』Vol.7
新宿ディスクユニオンに立ち寄ったら、『spotted701』のVol.7が発売されていたので購入。
帰りの電車で袋から出して、裏表紙の吉沢明歩嬢の開脚っぷりをしげしげと眺めていたら、隣の席の女性が明らかに怪訝そうにしていることを、顔を見ないでも察してしまうが、今更後にも引けず読みふける。
濃い。今号が今までで一番濃いのではないかと。メインの特集が『東京残酷警察』と『デコトラ★ギャル奈美』ということもあるのだろうが、隙間なく文字で埋め尽くされ、激文と熱い対談が並んでいる。<城定秀夫フィルモグラフィー>も素晴らしい。実に細かく、もはや把握できなくなっていた城定秀夫の現時点までの各作品が年代別に記されているので有益だ。このリストを基にレンタル店に行くことになるだろう。
そして、『ダストラブ〜君の愛しの僕より〜』が遂に最終回を迎えたが、これが感動する。これまで以上に見開きでとんでもないコマがあるのだが、もはや隣の席の女性がどう思おうが知ったこっちゃない。
ちなみに『ダストラブ』でこれまででいちばん衝撃だったのは、ドアを開けるのにアレの皮を余らせてドアノブにかぶせて回転させていたことだ。
ちなみに末ページで私も『岡山の娘』について少し書いておりますが、普段は書かせてもらったところでは、内輪ボメな感じだとヤなので過剰に誉めたたえたりしないのですが、自分以外のところで大層面白かったので思わず書いてしまいました。一応執筆者なのに、ちゃんと500円出して買って言ってるんだから信用してもらって良いと思う。
それにしても『エクス・ポ』並に文字詰め込み過ぎなのが良い。自分などは本当は書く予定ではなかったのが、ナヲイさんからまだ文字詰めれるから『岡山の娘』で行け!ということで急遽書いたので、そんなに隙間があったんだと思っていたら、本当に詰め込んであったので笑う。今後更に『エクス・ポ』以上に文字を詰め込んだ高圧縮情報ZINEになれば面白いと思う。
『spotted701』Vol.7の取扱店は下記参照。
オンライン販売は、→http://cart05.lolipop.jp/LA01324460/
『spotted701』 vol.7 2008.9.30 ON SALE!
表表紙(左画像):残酷仕様/裏表紙(右画像):デコトラ仕様
◎特集1:『東京残酷警察』
*特殊メイク界の戸塚ヨットスクール"西村映造"の殺し方
西村映造スタッフ対談:石野大雅×奥山友太×下畑和秀×土肥良成
*寄稿:古澤健/グレイヴ・グラインダー/森直人/綿野かおり
◎特集2:『デコトラ★ギャル奈美』
*プログラム・ピクチャー最終兵器?その男、城定につき。
対談:城定秀夫(映画監督)×松江哲明(ドキュメンタリー監督)
*寄稿:真魚八重子/ビト/堀禎一/花くまゆうさく/島田慎一/KaoRi
◎REPORT,NEWS,REVIEW
『SPOTTED701,A-LIVE!』 in 阿佐ヶ谷ロフトA/『SPOTTED758』 in 名古屋シネマスコーレ/
『中学生日記』 in 札幌ATTIC/『PINK FILM FESTIVAL in KOREA /VOL.2』/
『シャーリーの好色人生と転落人生』プレミア上映@水戸短編映像祭/
『メッタメタヤスジ講座』 in 阿佐ヶ谷ロフトA/ルノアール兄弟作品集『俺は魔物と暮らしてる』発売!/
大橋裕之初監督作品『A・Y・A・K・A』完成!/『岡山の娘』@ポレポレ東中野/
渡辺文樹オールナイト@カナザワ映画祭
*寄稿:マッスル坂井、坪井篤史(シネマスコーレ)、小野朋子(札幌ATTIC)、佐藤正訓、モルモット吉田 ほか
◎COMIC
*『ダストラブ〜君の愛しの僕より〜』【最終回】
漫画:大橋裕之/原因:梅澤嘉朗(a.k.a.童貞2号)
◎COLUMN
井口昇の『どうせ男の子ばかり読むだろうから敢えて言うけど女の子読んでね!』
平沢里菜子の『つまらないあたしのどうでもいい物語』
いまおかしんじの『もーイーカー?』
沈恩京の『アンニョン!由美香』
◎特集関連オリジナルステッカー付!
発行:SPOTTED PRODUCTIONS|編集:直井卓俊|編集協力:綿野かおり、向坪美保、青野小春|
デザイン:崎田ハヤト、戸塚康雄(nu)、cobi.|協力:梅山景央(太田出版)、小林郁香、佐々木理恵(阿佐ヶ谷
ロフトA)、篠原友希子、冨永昌敬、西村映造、前野健太、八重樫雄太、佐藤央
※『spotted701』 取扱店(2008.9.29現在)
シネマ・ロサ(池袋)|ポレポレ東中野|名古屋シネマスコーレ|名古屋シネマテーク|青山ブックセンター本店|
青山ブックセンター六本木店|ガロショップ・タコシェ(中野)|ヴィレッジヴァンガード下北沢店|
BASARA BOOKS (吉祥寺)|ディスクユニオン新宿店|ディスクユニオン御茶の水駅前店|
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