『ゼゼコレ瀬々敬久フィルムコレクション DVD-BOX』『天と地と -HEAVEN & EARTH- 地の盤』

「ゼゼコレ瀬々敬久フィルムコレクション DVD-BOX」

（14）『雷魚』

（15）『汚れた女』

（16）『アナーキー・インじゃぱんすけ』

（17）『天と地と -HEAVEN & EARTH- 地の盤』

　必要があって『アナーキー・インじゃぱんすけ見られてイク女』のダビングしたビデオを引っ張り出そうとしたが、引っ越しの荷造りの最中なので全く出てくる気配がない。仕方なく近所の中古ビデオ店に確か瀬々監督のBOXが中古であった筈で価格が微妙なのでパスしていたが、この際だからと購入。『雷魚』と『汚れた女』も入っていることだし。9400円したのであまり買い得ではない。で、『アナーキー・インじゃぱんすけ』の確認したいシーンを早送りして確認して一瞬で作業が終わったという…。むしろ、そのうち買おうとしていた「ゼゼコレ」を良い口実にして買ってしまった喜びの方が大きい。『雷魚』が確か最初に観た瀬々作品で、ピンク映画自体観たのがこれが最初ではなかったか。勢いに乗せて「ゼゼコレ２」も買ってしまいそうだ。
　（17）『天と地と -HEAVEN & EARTH- 地の盤』とは、『天と地と　海外版』がDVD化されたもの。1100円で購入。『天と地と』自体は三つのバージョンがあり、劇場版、特別編、海外版が製作されている。特別編は公開時に秋口だったかに限定された劇場で上映され、海外版はWOWOWが本放送を開始した際の目玉番組として放送された。これでバージョン比較ができる。
　『天と地と』は角川商法に乗せられて、公開時にＴシャツ、テレカセット、パズル（薄暗いシーンなので見分けがつかず、完成させられないまま現在に至る）など派手に買ってしまった1990年夏の12歳の俺。同時期に公開されていた『天と地と』と『稲村ジェーン』が何故映画評論家に貶されているのか知りたくて映画雑誌を読み始めたのが全ての元凶である。