『デス・プルーフ in グラインドハウス』(☆☆☆☆)

爆音映画祭2009
(122)『デス・プルーフ in グラインドハウス』(Quentin Tarantino's Death Proof)
☆☆☆☆ 吉祥寺バウスシアター
監督/クエンティン・タランティーノ  脚本/クエンティン・タランティーノ  出演/カート・ラッセル ロザリオ・ドーソン ローズ・マッゴーワン シドニー・タミーア・ポワチエ ゾーイ・ベル 
2007年 アメリカ カラー 113分

 『プラネット・テラー』との2本立て版は2回、『デス・プルーフ』単独版で1回観ているので、劇場で観るのは2回目というか4回目となる。DVDも買ってるのにまだ観るかと思うが、寝る前に爆音で『デス・プルーフ』を観るなんて最高だなと思うと行かずにはいられなかった。前から2列目のど真ん中で観れたので音が凄すぎ。劇場で観るのは、これで打ち止めになると思うが、最後に良い体験させてもらった。
 爆音で観ると、全く見え方が変わってくるということは、これまでに何本か観てきても思ったが、『デス・プルーフ』などは実に多彩な音の映画であることがより前面になって見えてくる。レコード、カーラジオから聞こえてくる音もそうだが、エンジン音、車と車が接触する際の破裂音など、音の饗宴にひたすら圧倒された。