映画の噂

　青山真治が4/30の日記http://boid.pobox.ne.jp/journal/noname/noname018.htmで、北村龍平と紀里谷和明を「鼻くそ」呼ばわり。少なくとも青山の「ユリイカ」は傑作なのだから、水準以下の作品しか作れていない二人を鼻くそと呼ぶ権利は半分あるが。あと公開待機作「レイクサイド・マーダーズ」がヒットさえすれば、心置きなく鼻くそと呼んで良いかと。まあ、これで論争になるわけでもなし、品性を疑われるだけのハナシで。北村、青山、原田眞人ってのは作品は別にして発言が下品だなあ。松竹ヌーヴェルバーグの連中みたいに喧嘩吹っかけて論争すればイロイロ見えてくるんだろうが、そういう時代でもなければ、そういう場もない。「キネマ旬報」に対するのが「映画芸術」だけでは任が重い。「映画評論」や「映画批評」を復刊して、まともな映画評論を載せる場でもできれば、また状況は変わるのか。せいぜいそれぞれのサイトで反論でもしてくれれば良い方か。