文庫

1)「真説 金田一耕助」(横溝正史)角川文庫 
2)「シナリオ 蒲田行進曲」(つかこうへい)角川文庫 
3)「続・私の映画の部屋」(淀川長治)文春文庫 
4)「続々・私の映画の部屋」(淀川長治)文春文庫 
5)「私の映画教室」(淀川長治)新潮文庫 

 古本ブックフェアに立ち寄り物色。閉店1時間前なので、広大なホール内を早足で一通り見て周り、2周してから、当りつけたところで細かく見る。そう掘り出し物はなかったが、とりあえず一般で品切れしている5冊を購入。特に「真説 金田一耕助」が200円で入手できたのは幸い。横溝ブームの最中の戸惑いや作品を巡る回想等、とっくに読んでおかねばならなかった個人的お宝文庫かと。「シナリオ 蒲田行進曲」は決定稿と第一稿(決定稿との差異を中心に抄録)が収録されているのが驚いた。これで、舞台版と映画版におけるシナリオ構造の差異比較がより明解にできる。淀長の3冊はセット買いで安かったから購入。