書籍

1)「ミシン」(嶽本野ばら )　小学館 　☆☆☆★ 

　

　読了。映画の「下妻」は良い。原作も意外と悪くなかったと、そこかしこで言っていたら、野ばらはここから読んでくださいと熱心なファンの方から渡されてしまったので、読んでみた。例によってあっという間に読めてしまうので負担にならなくて良い。表題作他「世界の終わりという名の雑貨店」収載。

「世界の終わりという名の雑貨店」　☆☆☆★
　映画化されていたのを思い出し、そういえば何故かそのビデオを持っている筈で、観ないまま放置してあるので、良い機会だから近く観ようと思うが。
　映画の「下妻物語」が大変素晴らしく、それに合わせて原作に手を出しただけなので、ストレートに乙女を語る作品には入り辛いだろうと思っていたのだが、予想と違って作者の引いた視線、乙女を称賛するのではなく冷たい眼差しが感じられて悪くなかった。

「ミシン」☆☆☆
　こちらは作為性が有りすぎて入りきれず。