雑誌 「映画芸術 409号」

1)「映画芸術 409号」(編集プロダクション映芸) 

 秋の邦画特集が充実していて、久々に日本映画にこだわる映芸の面目躍如な出来。以前記した編集後記の誤記については、荒井晴彦らしい構成の妙で、桂千穂からの手紙を引用する形で謝罪。そのまま再び三谷幸喜批判に入るが、こちらは全くの正論。
 編集長が本業で忙しいせいか、巻頭特集に参加していないのが残念。やはり、あくまで荒井晴彦が主体となる雑誌であってほしいし、編集長の映画日記的コーナーが欲しい。