映画 「人間らっこ対かっぱ」「観音菩薩・母光」「ほぞ」
セルフドキュメンタリーの逆襲 「日常を破壊するカメラ」
松江哲明が企画した上映会が3日間に渡ってファンタスティックシアターで行われる。初日となる本日は「日常を破壊するカメラ」と題して平野勝之、村上賢司、真利子哲也らの初期作品の上映となった。台風接近中なので、明日に比べれば観客は少ないと思いきや、満席近い盛況で、園子温の姿も見受けられた。
127)「人間らっこ対かっぱ」(ファンタスティックシアター) ☆☆★★
1985年 日本 カラー スタンダード 20分
監督/平野勝之
今日足を運んだ最大の目当ては、この平野勝之の「人間らっこ対かっぱ」を観るためで、期待以上の面白さだった。
平野勝之の8mm作品は、「狂った触角」「砂山銀座」「愛の街角2丁目3番地」を観ている程度で、本作を含めた「銀河自転車の夜」や、そして最も観たい「雷魚」を観る機会を得ていないので、総体的なことは言えない(続く)
128)「観音菩薩・母光」(ファンタスティックシアター) ☆☆
1992年 日本 カラー スタンダード 47分
監督/村上賢司
129)「ほぞ」(ファンタスティックシアター) ★
2001年 日本 カラー スタンダード 17分
監督/真利子哲也