雑誌 「キネマ旬報 10月下旬号」「ダ・ヴィンチ 11月号」「STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 11月号」

92)「キネマ旬報 10月下旬号」 キネマ旬報社
93)「ダ・ヴィンチ 11月号」 メディアファクトリー
94)「STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 11月号」 INFASパブリケーション

ダ・ヴィンチ 2005年 11月号 STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2005年 11月号
 94)『第一特集 映画を見る方法2006 最強映画コラム50本!〜映画には、映画を面白くする見方とつまらなくする見方がある!〜』『第二特集 ドキュメンタリーの楽しみ方 最強エンターテイメントとしてのドキュメンタリー映画50本!』という年に一度はやってるボイスの映画特集。ドキュメンタリー特集は入門篇的色合い。海外の作品で知らないものが何本かあったので興味は持ったが、日本の作品はありきたり。「GAMERA1999」を挙げるなら、せめて代表選手的に「由美香」ぐらい入っていても良さそうなのに。「GAMERA1999」の方法論にいかに影響を与えたかという言及がないのは困る。そうでないと開巻にカンパニー松尾が登場し、続く飲み屋の席に平野勝之林由美香が居るシーンの意味がない。ま、AVドキュメンタリーは分厚いガイドブックと解説本ができるぐらい、把握できない程の作品があるから仕方ない面があるとは言え、『分厚いガイドブックと解説本』的な本が出ないものかと、「Quick JAPAN」の平野勝之のインタビューでようやく代表作数本を把握できたような者の希望としてあるが、現在の幻のピンク映画を求めるのと同じ風潮がAVにもやって来るのだろう。