雑誌 「キネマ旬報 1月上旬新春号」
112)「キネマ旬報 1月上旬新春号」 キネマ旬報社
例のオムニバス「夢十夜」の全参加監督がわかった。
「第1夜」監督/実相寺昭雄 脚本/久世輝彦 出演/小泉今日子 松尾スズキ
「第2夜」監督/市川崑 脚本/柳谷治 出演/うじきつよし 中村梅之助
「第3夜」監督・脚本/清水崇(予定)
「第4夜」監督/清水厚 脚本/猪爪慎一 出演/山本耕史
「第5夜」監督・脚本/豊島圭介 出演/市川実日子 大倉孝二
「第6夜」監督・脚本/松尾スズキ 出演/阿部サダヲ TOZAWA 石原良純
「第7夜」監督/天野喜孝 河原真明(3Dアニメーション)
「第8夜」監督/山下敦弘 脚本/山下敦弘 長尾謙一郎 出演/藤岡弘
「第9夜」監督・脚本/西川美和 出演/緒川たまき ピエール瀧
「第10夜」監督/山口雄大 脚本/漫☆画太郎 加藤淳也
とのことで、市川崑至上主義者としては、実相寺メインで市川崑が格下の様な扱いがとても不満だが、元TBSな二人の監督脚本コンビを市川崑は是非蹴散らしてほしい。しかし、柳谷治とは誰だろうか?
3夜以降は無茶苦茶な並びですな。市川崑の後が清水崇で、豊島圭介も撮るのかと軽く驚いていたら、既報の松尾スズキ篇の出演者に石原良純が居るは、天野喜孝篇もある上、山下敦弘篇には藤岡弘が出るんだと驚く。
しかし、山口雄大と漫☆画太郎は‥何より心配なのは91歳の御大市川崑が全篇観るのかということだ。ま、感覚はかなり若いヒトだから、松尾スズキや山下敦弘あたりには反応するかしら、と。
来秋公開。尚、日活は本作より新たに全国的な配給体制を整えて製作する第一弾の作品になるとのことで、日活は東宝に無理に劇場にかけてもらっても東宝はやる気ないから、大コケしたり、シネリーブル系列のみの弱さとか、諸々弱点があっただけに、その全国的な配給体制とやらを期待したい。