TV 「痛快！エブリデイ」

17）「痛快！エブリデイ　男がしゃべりでどこが悪いねん！90分拡大SP」（KTV）　

　久々に「男がしゃべりでどこが悪いねん」を見る。桂南光、桂ざこば、桂きん枝、中田ボタン、太平サブローという10年以上前から変わらないメンバーが、グダグダ喋るだけ。しかし、一度見始めると席を立てなくなる。御蔭で、高校、大学と「男がしゃべりでどこが悪いねん」が放送される月曜の午前中は授業飛ばすことが多かった。
　今回、久々に再見してみてもセットもメンバーも変わらない変わらなさぶりと、ハナシの面白さが全く落ちていないのに驚く。
　この番組の特徴の一つとして、中田ボタンの物騒なハナシがある。月曜午前中の生放送にも係わらず、『ポリ』『ハジキ』といった言葉が飛び交い、野球賭博の実際について事細かに語られる。
　今回も番組開始早々、自ら着ている服を『刺青隠し』と称し、その後マイソルトを持ち歩くというハナシの時、『ボタン師匠も白いの持ち歩いてますよね』『そうそうワシのは覚醒剤』と返す凄さ。他にもヌーディストビーチで勃起して摘み出されたハナシ、南光の『女の子の尻に指入れてクルクル回す』ハナシ、トミーズ健が嫁に真珠をプレゼントしたと語るや『豚に真珠』と返し、大御所達が腹を抱えて立って笑う凄い映像など、午前中の生放送にあるまじき壮絶さ。
　流石に食傷気味で、「なるトモ！」に変えると、動物のセックス特集。黒田が『スモールアナル！』と叫んでいた。これもまたと更に変えるとMBSは「 ザ・対決！市長ＶＳ２０人の大阪の女たち」というのをやっていて、大阪のオバハンが市長にヤカラ入れる壮絶さ。ラストはオバハン達が市長を囲んで勝手に写メ撮りまくり。何じゃコレ。しかし、こんな濃い番組を同時に午前中にやっている大阪はやはり凄い。