書籍 「和田夏十の本」

12)「和田夏十の本」 和田夏十 (晶文社)

和田夏十の本
 「黒い十人の女」を久々にスクリーンで観て気分良かったので、脚本が掲載されている「和田夏十の本」を買い直す。
 当然発売時に買っていたが、当時ハンドーセーしていた方に何かの時にあげた記憶があるが、自分が持ってようがあげても、所詮ずーっと同じ部屋にあるんだからいいやという浅はかな若気の至りな考えで買ってあげたが、その後、そのまま持っていかれてしまったので手元に無い状態のままだった。買い直せば良いのだが、思い出したくないのと価格が中途半端で買い直すのが面倒くさくて延々放置していたが、まあ、そろそろ書店から消えかかっていることだし、せっかく「黒い十人の女」をスクリーンで観たことだしで、再購入。
 脚本は「炎上」も収録されているので嬉しい。エッセイも和田夏十のサバサバした感じが出ていて実に良い。ジュリーを罵倒するだけしまくってから持ち上げるところなんか凄い。