雑誌 「BRUTUS (ブルータス) 2006年 12/1号」

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BRUTUS (ブルータス) 2006年 12/1号 [雑誌]
 もうエエやろ、という思いもありつつ10年以上続いている習慣とは恐ろしいもので、映画特集だとまた買ってしまう。大したこと書いてないのに。何せ一番見所だったなと思ったのが、水道橋博士のDVD棚を見開きで紹介しているページぐらいだから。
 本棚同様、CDやDVD棚というのは、気になるっちゃ気になるもので、廉価版とかで余りにも安価に買えるから最近は判断がし辛いが、BOXなんかがあると、あー、コノヒトはこのBOX買うようなヒトかとか思ったりする。以前、この雑誌で仙頭武則のDVD棚を紹介していたが、後で殆どが恐ろしく安価で再発されているものを初回発売時に買っていて、大きなお世話だが、アンタ無駄遣いしてたら、いつ今の立場追われるかもわからんよ、と思っていたら、本当にその通りになってしまったなとか、正に大きなお世話をフト思い返したりしたが、DVD棚というのは面白い。
 そういえば、下でも触れた松江監督の『童貞をプロデュース』の開巻で、童貞氏と話すシークエンスで背景にあるDVD棚に視線が行ってしまい、全然話が耳に入ってこなかったとか、童貞氏の中古ビデオが一瞬映ると、そっちに気が行ってしまったり、作品鑑賞の妨げになっていることもあって、考えものだ。何でそんなに気になるかと言うと、背表紙でタイトルを当てることに凄く熱中してしまうからで、ロングであってもパッケージのデザインで当てにかかったりするから、そっちに気が取られるのかと。