「『童貞。をプロデュース』公開記念オールナイト・邦画編」で山下敦弘監督作『中学生日記』上映決定!

 やった!山下敦弘の『中学生日記』の上映だ。と、ナヲイさんとこ読んで喜びまくる。
 オールナイト邦画のあと一本が未定だったので、平野勝之の『白 THE WHITE』か『中学生日記』、ようは傑作且つソフト化されてなくて観る機会のないやつをデカイスクリーンで観たいと思っていたので、当たりが来たと喜ぶ。これは自身がもう一度観たいという思いと、あのヒトにも、このヒトにも観てもらえるという思いが重なる。
 『中学生日記』は、山下敦弘がニューシネマワークショップで製作した作品だが、これが本当に凄い傑作で、山下作品のベストと言っても差し支えない。昨年のニューシネマワークショップの上映会でひっそり二回上映されただけで、以降観る機会が無いが、もう一度観たくてたまらなかった。中には、どうしても観たいからと、出演している役者にツテを辿って頼んでDVDを入手して観たというような猛者もいたようだが。
 映画館で映画を観始めて、あんなに笑いすぎて涙が出て、笑いすぎて胃が痛いと人目も憚らずヒーヒー言いながら観た映画はない。
 初見時の感想はコチラ
 最近は、山下作品も幅広い認知がなされているので、山下作品が好きだとかファンだと名乗るヒトも多いが、ガンダーラ映画祭と『中学生日記』も観ずにファンとは言わせない。単に小規模のレア作だからマニア的に追えと言っているのではない。予算規模の大きい他の長編よりも面白い作品だから必見の秀作なのだ。小規模の無名の役者を使った自主製作に近い作品でも、面白いものは大作をも簡単に凌駕してしまうのが映画の面白さだと、『中学生日記』を観ながら改めて思った。
 イカ臭い3本が集まった邦画編は、『中学生日記』目当てにだけでも行って損はない。深夜に大爆笑の渦が巻き起こるであろうことを想像するだけでも楽しい。

 
http://blog.livedoor.jp/spotted701/archives/51045582.html



昨年の「Movies-High7」の際の予告映像
http://www.ncws.co.jp/archive/mh7/yokoku.mov:movie=quicktime
 

池袋シネマロサ

●8/11(土)
<第一夜「童貞。をプロデュース」公開&「悪魔のいけにえ2・完全版」DVD発売W記念オールナイト試写会>
ファントム・オブ・パラダイス』/『バス男』/『悪魔のいけにえ2』
3本立DVD上映・入場無料


●8/18(土)
<第二夜「邦画編(仮)」>
『アイデン&ティティ』/『パンツの穴』/『中学生日記
有料