『大津事件―ロシア皇太子大津遭難』『女性に関する十二章』『映画芸術 NO.424』

(75)『大津事件―ロシア皇太子大津遭難』

(76)『女性に関する十二章』

(77)『映画芸術 NO.424』

 近所の古書店に寄り、中公文庫の『大津事件』(300円)、『女性に関する十二章』(250円)を購入。『大津事件』と言えば、自分は三谷幸喜が書いた東京ヴォードヴィルショーの『その場しのぎの男たち』が大津事件を描いていたので知ったというクチである。もう15年以上前になるか、NHKで舞台中継が放送されて、三谷幸喜の脚本に舌を巻いた。
 『女性に関する十二章』は伊藤整だからではなく、市川崑が映画化したので、その原作だから読んでおこうというもの。
 店頭で『映画芸術 NO.424』が100円で投げ売りされていたので義憤に駆られて購入。今年の例の話題になったベストテン・ワーストテン号である。自分も参加しているのは置くとして、ベストテン、ワーストテン以外にも面白い記事が多いと思うだけに、状態も良いのに100円はあるまいという思いによるものなり。こういうことをするから部屋が本まみれになるのだが。二冊秘蔵していても仕方ないので誰かにあげることにする。

大津事件―ロシア皇太子大津遭難 (岩波文庫)

大津事件―ロシア皇太子大津遭難 (岩波文庫)

映画芸術 2009年 02月号 [雑誌]

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