映画 「怒りの日」「奇跡」「ゲアトルーズ」

「カール・T・ドライヤー監督特集」

 カール・ドライヤーの作品は「吸血鬼」と「裁かるるジャンヌ」しか観ていないという恥ずべき状況で、昨年は特集上映が各地で行われ、何度も観る機会があったにも係わらず、悉く逃していた。ようやく今回、未見且つ短編などに行く前にこれを観ておかねばハザシにならない3本が上映されるので行くことにする。最近何度も上映されていることがアテネには悪いが幸いしてガラガラだったので、ゆっくり観ることができて幸いだった。

29)「怒りの日」[Vredens Dag] (アテネ・フランセ文化センター) ☆☆☆☆★

1943年 デンマーク モノクロ スタンダード 93分
監督/カール・ドライヤー   脚本/ポール・クヌッセン カール・ドライヤー  出演/トルキル・ロース リスベット・モビーン アンヌ・スビアキア シグリ・ニーエンタム


 

30)「奇跡」[ORDET THE WORD] (アテネ・フランセ文化センター) ☆☆☆☆

1955年 ベルギー/デンマーク モノクロ スタンダード 126分
監督/カール・ドライヤー   脚本/カール・ドライヤー  出演/ヘンリク・マルベルイ エミル・ハス・クリステンセン プレーベン・レーアドルフ・リュ ビアギッテ・フェダースピール 

31)「ゲアトルーズ」[GERTRUD] (アテネ・フランセ文化センター) ☆☆☆

1964年 デンマーク モノクロ ビスタ 126分
監督/カール・ドライヤー   脚本/カール・ドライヤー  出演/ニーナ・ペンス・ローデ ベント・ローテ エッベ・ローデ バール・オーウェ