雑誌 「シナリオ 12月号」

100)「シナリオ 12月号」 シナリオ作家協会

 「春の雪」「同じ月を見ている」収載。
 熊井啓が例の桂千穂の未映画化脚本「宴のあと」が一部撮影中という記事があったが事実なのだろうか。三島映画化の機運に乗じてにしてもケッコーなハナシで、近年不調の熊井啓としても勝負作だろう。一部撮影中というのが気になるが。実景撮りだけ先にやってますというなら、長谷川和彦の「禁煙法時代」も、今村昌平の「新宿桜幻想」も一部撮影済みと言う表現になってしまう。