TV 「シャボン玉ホリデー 楽器で遊ぼうピーナッツ」「シャボン玉ホリデー どおなってんだ ピーナッツ」「シャボン玉ホリデー 谷啓ショウ(タニーケイだよピーナッツ)」
1)「シャボン玉ホリデー 楽器で遊ぼうピーナッツ」〔169回〕(丸ビル7階ホール)
構成/青島幸男 秋元近史 演出/斎藤太朗 出演/ザ・ピーナッツ ハナ肇とクレージーキャッツ ダーク・ダックス 小島正雄 白木秀雄
2)「シャボン玉ホリデー どおなってんだ ピーナッツ」〔215回〕(丸ビル7階ホール)
構成/谷啓 演出/小郷英武 出演/ザ・ピーナッツ ハナ肇とクレージーキャッツ 青島幸男 ブルー・コメッツ 奥村チヨ
3)「シャボン玉ホリデー 谷啓ショウ(タニーケイだよピーナッツ)」〔215回〕(丸ビル7階ホール)
構成/河野洋 演出/斎藤太朗 出演/ザ・ピーナッツ ハナ肇とクレージーキャッツ 伊東ゆかり 田辺靖雄
まず、圧倒されるのが、オチが決まったと見るや直ぐに次のネタに入るテンポの良さで、「ひょうきん族」以降のルーズさが、オーソドックスなコント番組ですらオチが決まった後に次に行くタイミングが遅くなる弊害を生んでいるが、「シャボン玉ホリデー」はドンと落して直ぐに次に入る心地良さに溢れている。
およびギャグでは、布施明が歌う中ファンが『布施!布施!』と駆け寄り、植木等の機動隊員が『付せー!伏せー!』と全員を伏せさせて、落すのが良かった。
音楽ができるということを最大の武器にしたクレージーの鮮やかなヴァラエティショーの極みだった。
「シャボン玉ホリデー」に当てられたせいで、フィルムセンターで大島渚の「明日の太陽」を観るのを完全に失念していた。