【日本映画専門チャンネル9月速報】

■例によって続いているフジテレビ映画特集は、大半がロクでもないものだが、「Love Letter」はDVDがあるので良いとして、公開時以来観返していない「東京日和」を観たい。ここから竹中直人の評価が、伊丹十三の「あげまん」を契機に下がったのと同様な展開をしたように思うが、個人的には、情感過多気味ではあっても好きだが。
 宮部みゆきのテレビドラマ「蒲生邸事件」はオンエア時に録画し損ねたので良かった。
 川島雄三は全て必見。
 『DIRECTORS』は山本政志。「闇のカーニバル」「ロビンソンの庭」「てなもんやコネクション」のアナーキーさを体感すべし。しかし、完全ノーカット放送できるのか。近作「サイクル」「東京・オブ・ザ・デッド」は未見なので楽しみだ。
 その他、黒木和雄の「とべない沈黙」も必見。



≪ 特 集 ≫
<映画だって、フジテレビ。>
9.16(土)「シュガー&スパイス〜風味絶佳〜」劇場公開連動企画
24時間まるごと“恋する映画”

いとしのエリー」(1987)
「ジュリエットゲーム」(1989)
「ヒーローインタビュー」(1994)
「Love Letter」(1995)
「BIRTHDAY PRESENT バースデイプレゼント」(1995)
「東京日和」(1997)
冷静と情熱のあいだ」(2001)
解夏」(2004)

〔チャンネルオリジナルメイキング番組〕
メイキング・オブ・「シュガー&スパイス〜風味絶佳〜」


近代文学の巨匠VS現代文学の旗手 
 松本清張宮部みゆきの傑作ミステリ>
社会派ミステリの巨匠・松本清張と、現代最強の女流ミステリ作家・宮部みゆきの映画とドラマを特集

宮部みゆき原作】
「理由」(2004)CS初!
「蒲生邸(がもうてい)事件」(TVドラマ)(2000)CS初/未ビデオ化
松本清張原作】
「霧の旗」(1977)
「詩城(しじょう)の旅びと」(TVドラマ・全5話)(1989)


<年末年始に好評を博した「大地の子」。待望のアンコール放送!>
山崎豊子が描くもう一つの世界〜二つの祖国、二人の父をもつ青年が辿る流転の運命〜
NHKドラマ「大地の子」(全11話)(全15話)



7-9月連続企画
<監督 川島雄三の世界>
「娘はかく抗議する」(1953)未ビデオ化 ※チャンネル初!
「女であること」(1958)未ビデオ化 
「赤坂の姉妹 夜の肌」(1960)未ビデオ化 
「花影」(1961) 未ビデオ化 
「喜劇 とんかつ一代」(1963) 未ビデオ化 
「しとやかな獣」(1962) ニュープリント・デジタルリマスター版 


ついにハイビジョン放送決定!
<監督 黒澤明の仕事>
世界のクロサワ映画を9月6日(水)から7週連続・7作品、ハイビジョン放送決定!

〔9月放送作品〕
「用心棒」(1961)
「影武者」(1980)
羅生門」(1950)
静かなる決闘」(1949)
〔10月放送予定作品〕
七人の侍」(1954)
「生きる」(1952)
まあだだよ」(1993)


連続企画にあの大スターが登場!
市川雷蔵 現代劇全仕事>
銀幕の貴公子・市川雷蔵は時代劇だけじゃない!現代劇の名作・傑作大特集!

9月は「若親分」シリーズ8作品一挙放送
「若親分」「若親分出獄 」「若親分喧嘩状」「若親分乗り込む」「若親分あばれ飛車」「若親分を消せ」「若親分兇状旅」「若親分千両肌」


◆9/18 大人の祝日◆
松本清張 傑作サスペンス>
9月は番外編。岡倉天心の生涯を描いた歴史ドラマを放送
「脱兎(だっと)のごとく 岡倉天心
大映東宝座頭市」シリーズ>
座頭市と用心棒
<ホリデー社長>
サラリーマン清水港/続サラリーマン清水港


◆9月のレギュラー◆

<監督 黒澤明の仕事> 
用心棒/影武者/羅生門静かなる決闘


<Who’s NeXT?> 
夢の中へ/ユニットバスシンドローム/約束/マネー・ドロー


<ATG・アーカイヴ> 
とべない沈黙/本陣殺人事件/九月の冗談クラブバンド


<私が好きな日本映画> 
【ゲスト編】片山右京(元F1ドライバー、登山家)「熱海殺人事件
【視聴者リクエスト編】春らんまん/まってました転校生! ほか


<DIRECTORS 第13回 山本政志監督>
闇のカーニバル/ロビンソンの庭/てなもんやコネクション/サイクル
/東京・オブ・ザ・デッド 3日


ゴジラ大全集>
ゴジラモスラキングギドラ 大怪獣総攻撃/
ついに最終回! ゴジラアイランド(TVシリーズ) #233-#256〔全256話〕    
                                  
 
手塚治虫アニメシアター>
鉄腕アトム(新) #19-#22 〔全52話〕(1981)
どろろと百鬼丸 #19-#22 〔全26話〕 (1969)
ワンサくん #19-#22 〔全26話〕(1973)
海のトリトン #19-#22 〔全27話〕(1972) 


<日曜邦画劇場>  
樹の海/理由/霧の旗/化粧師 KEWAISHI