雑誌 「DVD禍神 ほんとにあった呪いの映像」

55)「DVD禍神 ほんとにあった呪いの映像」(松江哲明) 英知出版

DVD禍神(まがじん)―ほんとにあった呪いの映像 (EICHI MOOK)
 松江哲明の新作が付録DVDとして付いているので購入。780円という安価で観られるのが嬉しい。松江哲明の作品について、やれソフト化されていないだの、セルのみだの、AVコーナーから見つからないだの簡単に観ることが出来ないという声もあるが、近所のコンビニでも間口は開いている。
 てっきりDVDリリースでの一連のシリーズへの復帰なのかと思っていたので、雑誌付録形式は意外。 
 人物相関図に投稿者の今岡信治さんと女池充さんという方が載っているが、真ん中に国映のネエさんの写真があれば、国映のピンク監督達という図でしかないなあ、などと思う。
 それにしても松江哲明の相変わらずの多作ぶりは嬉しくなる。2年前の作品が劇場公開されているからと言って、新作連発の流れは止まることなく続く。
 前作の「24 REAL SEX 苛めて悦び濡れる女との24時間セックス」は、「水戸拷問・不完全版」「ドッグヴィル」と纏めて観ようと夫々棚から取り出して置いているのだが、それが災いして未だ観ていないので、このままでは新作が溜まってしまうので前作共々早々に観る予定。

 
 ハナシは逸れるが、この手の雑誌は一時期適当に買っていたことがあったが、或る時を境にピッタリ止めたので、今回の購入は久々になる。
 5年程前に知人から裏ビデオを持ち込まれた。幽霊が映りこんだ動画があるのでネットに上げたいからモザイクをかけたいのだと言う。AfetrEffectsで大雑把にモザイクかけて、更に問題箇所にズームしたものを作成した。→コチラ。知人がアップして以降、現在でも紹介されることがあるようだが、アップしたデータ以外の素材が使われているのを見かけたことがないので恐らく同一データしか出回っていないようだが、今から思えば、どこか適切な所に送りつければ小銭ぐらいは稼げたもしれないなあ、などと思う。ま、裏モノなので著作権がどこにあるんだか。そんなことよりも、この動画を初めて見た時に心底恐怖を覚えたのは、ハンディのパンアップに合わせてフレームインする霊奈タンと後に呼称された色白の顔が入り込む恐怖だろう。恐怖演出として素晴らしいものだった。
 コレ以降、その手の雑誌を買う気が全く起きなくなって、買わなくなってしまった。