覚書 初秋の元ピンク監督と元ロマンポルノ監督のイベント

〜『愛の寓話 vol.2』刊行記念イベント〜「ロマンポルノNIGHT in 歌舞伎町!」(仮)

  ■2006年9月6日(水) 未定
  ■会場:ロフトプラスワン
  http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/schedule/lpo.cgi?year=2006&month=9

今、紳士淑女の“密かな愉み”として静かなブームのロマンポルノ。その真実に迫る書籍『愛の寓話』の刊行記念イベントを行います。上映作品2本(予定)を監督たちの生コメンタリーで楽しみ尽くして下さい!! 『愛の寓話』&ロマポDVDのサイン即売会も実施します。
【Guest】金子修介、他
※登場ゲスト、上映作品(含む上映方式)、開場/開演時間、料金、チケット発券方法等、詳しくは決定次第順次HPにて発表致します。

若松孝二 初期傑作選』DVD-BOX(紀伊国屋書店)発売記念 「映画/音楽をめぐる対話」若松孝二(映画監督)×ジム・オルーク(音楽家
  ■2006年9月9日(土)19:00〜21:00(18:30開場)
  ■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
  http://www.aoyamabc.co.jp/events.html#ao20060909_1

若松孝二 初期傑作選DVD-BOX 1〜4の発売を記念して、若松孝二監督と、若松映画を熱狂的に支持する音楽家ジム・オルークさんによるトークショーを開催いたします。
若松孝二
1936年生まれ、映画監督。主な作品に『胎児が密猟する時』(66年)、『犯された白衣』(67年)、『処女ゲバゲバ』(68年)、 『ゆけゆけ二度目の処女』(69年)、『天使の恍惚』(72年)、『水のないプール』(81年)、『我に撃つ用意あり』(91年)、 『17歳の風景』(05年)など。次回作に、『実録・連合赤軍』を構想中。
ジム・オルーク
1969年生まれ、音楽家。主な作品に『ダンパー』(89年)、『バッド・タイミング』(97年)、『ユリイカ』(99年)、『インシ グニフィカンス』(01年)、『みずのないうみ』(05年)など。最新作に、坂田明との共作『およばれ/tetrodotoxin』 、『かな しい/expLosion』
若松孝二初期傑作選』
Vol.1『新宿マッド』『性賊/セックスジャック』『天使の恍惚』
Vol.2『狂走情死考』『処女ゲバゲバ』『裸の銃弾』
Vol.3『ゆけゆけ二度目の処女』『現代好色伝/テロルの季節』『理由なき暴行』
Vol.4『壁の中の秘事』『胎児が密猟する時』『犯された白衣』
各15,120円(税込)
 

 先日のABCのイベントに続いて「愛の寓話」シリーズの刊行記念イベントが今度はロフトで。金子修介がゲストで生コメンタリーをやるということは、既にDVD化されている作品として考えると「宇能鴻一郎の濡れて打つ」あたりかなと。もう一本が誰なのか。何にしてもロマンポルノが、『今、紳士淑女の“密かな愉み”として静かなブーム』とは思いもよらなかったことで、本当なのか。紳士淑女はDVD鑑賞後に寝室に入ると当然三角木馬が用意されていたりするのだろうか。『今日は西村昭五郎で責めるぞ』『いやよ加藤彰で来て』『では間を取って曽根中生だな』『それなら田中登が良いわ』『そうだな「官能教室・愛のテクニック」とイクか』みたいな。
 ABCの若松イベントは一昨年の「時効無し」刊行イベント以来だが、それにしてもジム・オルークは若松・足立好きだな、と。何でも先日もビデマに来訪したらしい。 で、何を言うかと思いきや、『あの…、若松孝二のポスターはありますか?』『では足立正生のポスターは?』‥誰かやれよジム・オルークに。「女学生ゲリラ」とかを。