『キネマ旬報 2007年 2月上旬号』『nobody issue24』『TVfan』

7)『キネマ旬報 2007年 2月上旬号』キネマ旬報社
8)『nobody issue24』
9)『TVfan』共同通信

キネマ旬報 2007年 2/1号 [雑誌]
 7)毎回発売日かその翌日には買うという習慣を、ここ16年ばかり欠かしたことが無いキネ旬(最近ヒトから言われて気付いたが、ここで16年とか書くから想定年齢で逆算してかなりのオッサンな年齢と思われるが、12歳の時からだから、オッサンになりかけの年齢なので悪しからず)だが、遂に発売から5日も放置してしまう。そろそろ潮時かと思っていたら、『それでもボクはやってない』特集など充実していて、話題作が並んでいることもあるが、にぎやかな誌面になっていて面白かった。足立正生インタビューを、キネ旬でもちゃんとやっているのが良いし、他では御存知足立正生か、元日本赤軍足立正生といった程度の情報で、伝説の映画監督だ、アングラの旗手だとアタマにかましてあるだけのことが多い中、2000年の強制送還時の朝日新聞の記事の引用から、足立正生を紹介するのが良かった(取材・文=持永昌也)。
 ただ、理解できないのは掲載されているフィルモグラフィーで、その上の略歴紹介はかなり細かく正確な情報が載っていて好ましいのに、監督作のみを載せていると思われるフィルモグラフィーに、大島渚の『絞死刑』『新宿泥棒日記』が入ってしまっているのは何故か。『絞死刑・予告篇』の監督という意味で文字が抜けてしまったのかと思わなくもないが、『新宿泥棒日記』は共同脚本での参加だし、それなら同じく脚本で参加している『帰ってきたヨッパライ』が抜けているのはおかしい。それを言い出せば若松以外にも数多く提供している脚本作が、というハナシになる。
 8)今号はそうコアな映画寄りの内容でもないので買うのはどちらでも良かったが、習慣的に買ってしまう。
 9)普段、『ぴあ』や服系の雑誌やテレビ雑誌は、態々ここには書かないが、コレは初めて買ったので。長らく『BSfan』を買っていたが、最近は買っても見ないことが多いので無駄だなと。問題は、地上波、BS、CATVの番組表が別々なので一々夫々を読むのが面倒なのだ。その点、この雑誌は1日を見開きで1ページずつ、3ページに渡って、地上波、BS、CSと全部載っているので、自分の番組確認が一冊で事足りるというものなので試しに買ってみた。ケッコー便利かなと。