『くりいむレモン 蕾のかたち』『くりいむレモン 夢のあとに』『くりいむレモン またの日の亜美』『くりいむレモン プールサイドの亜美』『煙突の見える場所』『巨大なる男とバタフライズ』

4)『くりいむレモン 蕾のかたち』(古田亘) 
5)『くりいむレモン 夢のあとに』(古田亘) 
6)『くりいむレモン またの日の亜美』(西村晋也) 
7)『くりいむレモン プールサイドの亜美』(廣田幹夫) 
8)『煙突の見える場所』(五所平之助) 
9)『巨大なる男とバタフライズ(ヘア無修正完全版)』(ジョセフ・W・サルノ) 

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 4)〜7)は近所のレンタル店が80円レンタルをやってたので、ここぞと『くりいむレモン』を一気観すべく借りる。山下敦弘の『くりいむレモン』は、DVDリリースが直ぐだと言うのに律儀に劇場まで出向いて観たが、山下作品の中では評価が低いようだが、自分はかなり好きだった。今のところ『リアリズムの宿』『中学生日記』に続く位置にある佳作だと思った。忘れられないのは、閑散としたテアトル新宿のレイトで、上映が終わると、自分の前に座っていた男がのそっと立ち上がるなり、ポツリと「どこか『くりいむレモン』だ。オチはどうした…」と呟いたことで、それを耳にして、あー、やっぱり『くりいむレモン』を期待して来てたわけかと、山下横移動に喜んでいたこちらは複雑な思いを抱いた。
 で、OVであっという間に作を重ねている「くりいむレモン レーベル」の方も気になりつつ全く観ていないままだったので、ここぞと借りるが、後で気付いたが、このレーベルでの第1作『くりいむレモン 亜美の日記』を借りるのを忘れた。ま、それはまた今度で。しかし、この量産っぷりは凄まじく、既に新作の『くりいむレモン 黒猫館』(監督は元木隆史。出演には佐々木ユメカも)が並んでいるし、4月には入江悠の監督で『くりいむレモン 魔人形』が出るという。
 と、ここまでの流れと勢いを横目に見ていれば、そういつまでも、そのうち観ようと放置しておくわけにはいかないではないか。
 ところで、出かける前に通りかかったレンタル店が80円レンタルをしてたので、寄って『くりいむレモン』を4作借りて出てきたのだが、その後、自分にとっては最近では珍しく映画とも映像とも全く無縁なヒトと会っていたら、今日も何か買うなりしたんですかと聞いてくるので、コレをと、この4本を見せたら、何の抵抗もなく『くりいむレモン』を大量に借りれるのって凄いみたいなことを言われ、あー、そーゆーものなのかと思った。その手の羞恥心って、14歳ぐらいで全く無くなった気がする。アロマ企画でも何でも、むしろ女性店員のレジ目がけて出せるね。
 8)は必要があって、CSで録画したやつを持っていた筈なのに出てこないから、借りた方が早かった為。しかしこの作品もDVDまでは長らく観るのが困難な作品だった。キネマ倶楽部でしか出ていない作品はビデオ化されたとは言えないとかよく言ってた。
 9)渋谷TSUTAYAが大々的にDVDへの入れ替えを行ったせいで、目当てのビデオが無かったので、ブラブラしてたら、イヤホンからビートマック・ジュニアの『りんどばーぐスペシャル』が流れてきたので、じゃ、クリスチナ・リンドバーグものを借りようと決め、相当増えたDVDの旧作一覧棚を眺めて端っこにリンドバーグがあったので、『巨大なる男とバタフライズ』を借りたものの、後で考えたら、これってリンドバーグ出てたっけと思い始め、何せ未見作でウロ覚えなので、どーだっけと帰ってから見たら、やはり間違ってた。スウェーデンポルノで、監督が『クリスチーナ・リンドバーグ in スウェーデンSEX』とかも撮ってるジョセフ・W・サルノだと言うのを断片的に覚えていて混同したのか。ま、『巨大なる男とバタフライズ』は観たかったから良いのだが。