2007-03-05 『キネマ旬報 2007年 3月下旬号』 雑誌 20)『キネマ旬報 2007年 3月下旬号』 新作映画星取評の寺脇研が、予想通り外国映画に対して見事な異物として存在していて良い。たぶん一般からアイツ誰だ、外国映画今まで見たことないと書いてあるぞとか言われてるんだろうかと思うが。しかし、『ドリームガールズ』への酷評と『蒼き狼』への絶賛が隣り合うのが良い。ようやく何の意味があるのかと思っていたキネ旬のこのコーナーも面白くなってきた。個人的には、『シティロード』がリアルタイムでは全く読んでいないので、『マルコポーロ』の白井佳夫、田山力哉、中野翠ら十数人を擁した史上最大の星取評が好きだった。ガス室によってこのコーナーも瞬時に消え去ったが。