『ガンダーラ新聞 第二号〜第五号』

ガンダーラ新聞 第二号〜第五号

 アテネでchristofさんから頂く。ガンダーラ映画祭会場で配られていたガンダーラ新聞だが、自分が持っているのは第一号と第三号だけだったので、他の号も気になりつつ、会場で配っていれば貰おうと思っていたが、有料だったのでどうするかと思っているウチに映画祭が終わってしまった。
 とは言え、作成が松島政一氏なので、松島出版の追っかけとしては全号欲しいなと思っていたので、日仏学院アテネで映画ライターの席取りに勤しむモルモットと言われ様が(誰も言ってないが)、頂けてかなり嬉しい。ありがとうございます。
 と、中身を読むと、相変わらず濃さ満点の読み物になっていて、これを映画祭開催中に五号にわたって発行している。しかも暇な学生が学祭期間中に頑張ったというようなハナシではないだけに、驚きながら読み込んでしまう。
 大阪ほかの上映や、東京の傑作選などで、この新聞を纏めて売るのかどうか知らないが、機会があれば是非手にとって欲しい。明らかに異質な読み物が存在しているし、ガンダーラ映画祭のリアルタイムで更新されていくサブテキストとしても凄い。
 あと、いまおかしんじの連載小説『シャブをがまん』が最終回まで読めて良かった。ジョナサン日記で、何か小説書いてるらしいと知り合いが期待していたが、『ガンダーラ新聞』の連載だったと言えば、何と言うだろうか。