『ミリオンダラー・ベイビー』『LOFT』

94）『ミリオンダラー・ベイビー』（クリント・イーストウッド）　

95）『LOFT ロフト デラックス版』（黒沢清）　

　
　週1の埼玉方面への仕事だというのに、電車の乱れに巻き込まれ、疲労困憊する。行く時はギリギリ無事に目的地まで着くが、来れないヒト続出で仕事にならず。帰りもダイヤが乱れまくっていて乗っていた列車の運転中止などもあり、新宿まで出るのに3時間かかる。お陰で夕方からの打ち合わせはキャンセルに。赤坂で別件処理して帰宅…する前に新宿ディスクユニオン寄って、本日からのセールを物色し、めぼしいものが無かったので、前から目をつけていたものが10％OFFだったので、夫々購入。
　『ミリオンダラー・ベイビー』は劇場で一度観たきりだったので購入。二千円。感動に打ち震えた傑作。荒井晴彦がシナリオ視点から批判していたのが印象的だった。
　『LOFT ロフト デラックス版』2600円。黒沢清のDVDは割合巧く特価や中古で2千円代で買えているので、今回もその流れで購入できて幸い。分からない分からないの大合唱だった本作だが、そう難解とも思えず、単純なミイラ譚として良く出来ていると思う。『叫』より愛着は強い。しかし、豊川悦司の「動けるんだったら最初からそうしろ」には何度観ても笑う。最初から動いている姿を想像したら、全員集合の志村後ろ後ろ状態な画顔が浮かんで困った。