『Invitation (インビテーション) 2007年 09月号』『創 2007年 08月号』

)『Invitation (インビテーション) 2007年 09月号』 ぴあ
)『創 2007年 08月号』 創出版

Invitation (インビテーション) 2007年 09月号 [雑誌] 創 (つくる) 2007年 08月号 [雑誌]
 『Invitation』は、日本映画特集。公開待機作の一覧を見て、あまりにも監督の名が知らないヒトばかりで驚く。
 ちなみに次号よりまたリニューアルするとかで、<エンタテインメントにとどまらず、スポーツ、ファッション、グルメ、ビジネス、政治、建築、金融、デザイン、クルマ、プロダクツなど、幅広いジャンルに視野を広げ、各界のキーパーソンとなるセレブリティのライフスタイルをモチーフに、≪モノ≫≪金≫≪時間≫の有意義な使い方を提案します。>とあって、発売日は24日に変更、次号の特集は「最強アスリートたちのライフスタイル」だそーで、自分には全く必要がない雑誌になると思われるので、創刊準備号(黒沢清が表紙の被写体の一人)から54冊買い続けてきた『Invitation』とも、これでお別れである。思えば当初は、ハスミン、中原昌也、ウエイン町山らも書くその無秩序ぶりが嫌いじゃなかったので、新しい映画雑誌になるかと思っていたのだが。功績としては、黒沢清浅野忠信主演でショートフィルムを撮らせて、そのDVDを付録に付けたことだろうか。

 『創』を、先月に続いてまた買ってしまう。高校の頃から『噂の真相』と共に立ち読みだけに徹すると決めていたのに、ロマンポルノの特集が組まれていたので買ってしまう。
 ラピュタ阿佐ヶ谷支配人、シネマヴェーラの内藤支配人、そして高橋明のインタビューまで取り、リアルタイム世代ではない、特集上映、DVDでのロマンポルノの現況を真魚八重子が答えている。
 と、短いながらも実に充実していて、本来は映画誌がこういった特集を組んで然るべきだと思うが。