『SEX CINE-MATRIX』

)『SEX CINE-MATRIX』(田中欣一)

SEX CINE‐MATRIX―the earlist works of Kin‐ichi Tanaka The“Pink”era.

SEX CINE‐MATRIX―the earlist works of Kin‐ichi Tanaka The“Pink”era.

 以前、真魚八重子さんが紹介されていた(フト思い出したが、知り合いに、年長の真魚さんを何と呼ぶのかと尋ねられ、おそらく相手は、上の名前で呼ぶか、下の名前で呼ぶか程度の大した意味もない質問だったのだろうが、フラれたらボケなければと思い、丁度、竹洞哲也の『女引越し屋 汗ばむ谷間』を観た直後で、主演のチカッチ!の印象が強烈だったせいか、「“マナッチ!”やね、ビックリマークもつけて」と言ったものの、よく考えてみれば相手は竹洞哲也どころか、ピンク映画を一切観ないヒトだったので、今からそれを全部説明するのは極めて面倒くさかったので、そのまま放置しておいたら、相手は、「フーン」と「ヘー」の間のような声で返事してそれっきりになったが、せっかくなので少しでも普及させておきたいので書いておく。しかし私は、学生の頃、突如坊主頭になって現れた同級生の女子を“水島”と名付けたのだが、『ビルマの竪琴』を観てる奴が少なくて普及しなかったのを例に挙げるまでもなく、今回も普及しないという予感がある)ので知った70〜80年代のピンク映画スチール集。3990円と高いのだが、ヒマなときに眺めて妄想するには良さそうな内容(ヌキ用ではない)だったので購入。スチールは素晴らしいのだが、残念なのは、どれがどの作品のスチールなのか、一切書いていないのだ。『十三人連続暴行魔』とか有名なのは分かるのだが、それ以外は分からないモノが多いので、詳しい方に教えてもらいたいぐらいだ。その点のみ残念。