『官能のプログラム・ピクチャー―ロマン・ポルノ1971-1982全映画 (ブック・シネマテーク 6)』『祭りよ、甦れ!―映画フリークス重臣の60s‐80s』『映画芸術 1995 NO.376』

)『官能のプログラム・ピクチャー―ロマン・ポルノ1971-1982全映画 (ブック・シネマテーク 6)』(山根貞男・編)  フィルムアート社
)『祭りよ、甦れ!―映画フリークス重臣の60s‐80s』(佐藤重臣)  ワイズ出版
)『映画芸術 1995 NO.376』  編集プロダクション映芸

祭りよ、甦れ!―映画フリークス重臣の60s‐80s

祭りよ、甦れ!―映画フリークス重臣の60s‐80s

 神保町に30分ほど居たら、気付いたら購入していたが、安かったので仕方ない。
 『官能のプログラム・ピクチャー―ロマン・ポルノ1971-1982全映画』は図書館で延々と読んでいたので、微妙な高さと資料が今や古くなっているので、買い損ねてきたが、偶々状態の良いのが1100円だったので購入。
 『祭りよ、甦れ!』も同じく微妙に高くて四千円少々するので、欲しいと思いつつ月日が流れていたら、新品で1400円であったので購入。
 『映画芸術 1995 NO.376』は神代辰巳追悼特集号。この前年から映芸は定期購読していたが、まだ16歳とかなので神代は『棒の哀しみ』しか観たことが無く、凄い凄いという評判を聞くだけだった。その最中に亡くなったので、よく知らない監督の、それまでに無い全ページを割いての追悼特集に驚き―、後から思えば買っておけば良かった物を、その号のみパスした。ま、キネ旬の倍の価格の映芸は高校生にとっては高い雑誌だった。それが猛烈な後悔に変わるのは、2年後の扇町ミュージアムスクエアでレトロスペクティヴに通ってからだ。早速古書店で買おうと思ったら、何故かこの号だけ見当たらず、映芸にしては珍しく完売したとのことで、以降、一度ぐらいは見かけたことがあったと記憶するが、その時はとんでもない高値だったので買わなかった。今回、普段からよく行く店の棚の上に突っ込まれているのをフト引っ張り出してみたら、出てきた。しかも千円と安く、即購入。神代資料としても一級のものだが、殊に白鳥あかね司会の、中川梨絵絵沢萌子伊佐山ひろ子芹明香が出てくる追悼座談会がやはり圧巻。