『淫らな関係インモラル』『金の戦争』『陰陽師実録！百鬼封滅』『チャパクア』

『淫らな関係インモラル』

『実録犯罪史金の戦争』

『陰陽師実録！百鬼封滅』

『チャパクア』

　日仏学院の帰りに水道橋で降り、久々にビデオLINKへ。最近アテネ・フランセには全く行ってないので来るついでがなかった。
　まずは、これまで持ってなかったのが恥ずかしい中古ビデオの定番、神代辰巳の遺作『淫らな関係インモラル』が315円だったので購入。今岡信治監督が助監督を務めたことでも知られるが、後になればなるほど、神代×いまおかが交錯していたということに興奮する。今度のシネマヴェーラ渋谷の神代レトロスペクティヴで上映されないだろうか？
　続いて、ビートたけしの実録犯罪ドラマの『実録犯罪史金の戦争』を同じく315円で。オンエア時は確か12歳ぐらいで、フジの金曜の２時間ドラマ枠金曜ドラマシアターで観たと思う。この枠は、前田陽一が監督した片岡鶴太郎主演の『実録犯罪史昭和の説教強盗』とかもあったし、この時期のフジの２時間ドラマは、まあ、バブルで金もかけていたせいもあるのだろうが、市川崑の『戦艦大和』や、『NASA　未来から落ちてきた男』とか、よく観ていた。年齢的にちゃんと観始めた頃だったから印象深いというのはあると思うが。『実録犯罪史金の戦争』もそんな１本で、金嬉老なんか、たぶんこの作品ではじめて知ったと思う。『コミック雑誌なんかいらない！』もまだ観ていなかったので、犯罪者をやるビートたけしの狂気っぷりはかなり怖かった。
　『陰陽師実録！百鬼封滅』は白石晃士監督作。ビデオLINKらしく百円で購入。
　『チャパクア』は丁度10年前に扇町ミュージアムスクエアでリバイバル上映の際に観た。確か夏で『パフォーマンス』と成瀬巳喜男レトロスペクティヴも同時期には観ていて、学校の課題制作で連日深夜の撮影が続いてたので記憶が朦朧としていたので、そんなタイミングで『チャパクア』を観ると、より無茶苦茶な状態になった記憶がある。それ以来観てないが、ほとんど覚えてないし、『チャパクア』だったかどうか不確かな断片的な記憶があるのみ。当時の映画ノートに何と書いてあるか。それでも、まあ百円だったので購入。　