遂にと言うか、長らく存在のみ知られていた現存しながら幻の作品だった「明日を創る人々」がフィルムセンターで上映される。今から既に殺気に満ちた入場争奪戦が予想され鬱になるが、しかし、これは何が何でも観なければなるまい。黒澤明の様な昭和18年デビ…

1)「ダ・ヴィンチ 9月号」メディア・ファクトリー

1)「キネマ旬報 8月上旬号」 キネマ旬報社 85周年記念号後篇。ジャンル別オールタイムベストテンは、今回は時代劇、ラブストーリー、アニメーション。アニメなど、選考者にそもそも観ていないヒトを入れているから、ジブリとディズニーが並ぶだけの極めてク…

1)「夏の妹」 昨日の渡辺文雄の死去から大島渚と創造社の事等を考えていた中で、中古で見かけたので購入。この作品に渡辺文雄は出演していないのだが。 これで、ＤＶＤ化されている大島作品は「忍者武芸帳」を買えばコンプリート。 渡辺文雄について追記して…

1)「トップをねらえ! オカエリナサイＢＯＸ」 新宿ディスクユニオンに格安で全話ＢＯＸがあったので購入。今年は「トップをねらえ2!」が発表されることもあり再見したい。

創造社同人も、大島渚が脳梗塞に倒れ未だ再起叶わぬ中、戸浦六宏、小松方正に続いて渡辺文雄も還らぬ人となり、同人ではないが客分、佐藤慶を残すのみとなった。 渡辺文雄と言えば、やはり大島渚の作品での印象が鮮烈である。「愛と希望の街」のブルジョア家…

1)「シナリオ 9月号」 シナリオ作家協会 「父と暮らせば」「機関車先生」「娘道成寺」掲載。来月は「スウィング・ガールズ」「ＩＺＯ」が掲載予定。「2003年鑑代表シナリオ集」に「バトルロワイアルⅡ 鎮魂歌」が選ばれているが、脚本は掲載されなかったので…

平野勝之の「由美香」を知ったのは1997年のことだった。当時BOX東中野で公開されて話題になり、庵野秀明の「ラブ＆ポップ」に大きな影響を与えた。しかし、文化後進地域大阪では公開される気配もなく、諦め切れないところへ「由美香」のAVリリース版の「わく…

当方の7/30の「映画芸術」誌の事実誤認についての記述が「映画芸術」掲示板に一部転載されているのは、快いものではなかった。ダイアリーの枠組みでの個人的雑記を記した文体なので、語気が強く、掲示板に前後の説明を本文中に示さず転載するのは相応しくな…

数日前から再建のハナシが聞こえていたが、これでほぼ間違いないようで。早々に再びABCが帰ってくるということのようで殊の他嬉しいが、経営者が変わることで書店の性格がどの程度変更を余儀なくされるのか気になるところだが、個人的には、渋谷からわざわざ…

1)「森本晃司コレクション 永久家族 ETERNAL FAMIL」 4℃にしては格安なので購入。しかし、ジャケットに尺数を書かないのは如何なものか。これぐらの価格で森本晃司のモロモロの作品が発売されることを願う。

1)青山ブックセンター新宿店跡にブックファースト開店 本日、ABC新宿店跡地にブックファーストオープン。一見して驚くのは、棚も配置もほぼそのままで、各コーナーもほぼ同じ。これでは、よほどABCに思い入れが無い限り書店が変わったことなど気付かない人が…